blue_surface’s blog

なかなか更新されないブログです。漫画大好き。

今年もお世話になりました。

今年もお世話になりました。

 

ということで、本年度最後のブログです。

いや、急にさっき書こうと思いついたので0時までに間に合うだろうか(今23時ちょうど)。本来ならいつものようにTwitterに「今年もお世話になりました、来年もよろしくおねがいします」的なことを書きつつ今年のこと、そして来年のことを描けばいいんですけど、こう文章をうまく短くまとめるのがどうも苦手で。あ、だったら今年はブログ始めたしこっちに書けばいいじゃない、どうせだらだらと書くんだから。ということでこちらに書き始めました。

 

といっても何書けばいいのかな。

今年はコロナのせいで特にどこにも出かけることがなく。本来なら、毎年この日は東京にライブに行ってるんですよね。今年は年末どころか一度も東京に行ってない、東京に一度も行かないだなんて多分8年ぶりだろうか。飛行機のマイルも貯まらないので思い切ってポンタポイントに変換してそれで『ハコヅメ』をまとめ買いしました。

 

仕事的にも今年の1月末に1年かけた資格試験が受かり、これから遊ぶぞー!ってときにああいう状態になったのでもう何と言っていいのか。来年は治まってくれるといいんですけどねぇ…どうだろうか。

 

その資格試験…まあ隠すこともないので言うと一級建築施工管理技士なんですが、今年は学科試験も実地試験もコロナで延期になったということで、いまだに実地試験は行われてないとか(本来は学科が6月、実地が10月)。来年の2月と聞きました。もし今年1月のに落ちてたら今頃もまだ勉強してた恐れがある…。と考えると今年受かっててよかったのかもしれん。

 

 

せっかくブログをはじめたので本当なら「今年の面白かったマンガ10選」みたいなこともやってみたいなと思ったんですが、全然やる余裕なかった。こういうの書くつもりなら年始からちょこちょこメモとってなきゃダメですね。その瞬間瞬間で「この漫画スゲー!」と思うことはあっても1年経つとさすがに忘れてることが多い。「あれ?これ去年じゃなかったっけ?今年だったっけ?」となることが多いのでメモはやっぱり必要。来年はちゃんとやってみよう。

 

あ、でも今年一番心に響いた漫画はぶっちぎりでとよ田みのる先生がスピリッツで書いた読切『デビュー』です。勢い余って感想ブログ書いたくらいなので。短編集3が出るのを楽しみに待ってます。

 

 

あとアニメで今年特筆するとしたら『ヘボット!』と『アイカツ!』か。どちらも子供向けアニメで「いやー、みんな面白いって言ってるけどなぁ…」と思いつつ見たら見事に手の平を返すことになりました。いや、めちゃくちゃ面白かった。『ヘボット!』は子供向けアニメなんですが、出てくるネタが完全に30代より上を狙っててそこがもろにヒットしました。あと意外に設定が複雑なとこもいい感じに刺さりました。『アイカツ!』はまだ視聴途中なんですが、まあこれも面白い。50話見たときには勢い余ってブログを書きました。大体、勢い余ってブログ書く感があるな俺は。いやー、穏やかじゃないね!(僕、あおい姐さんのファンになります!)

 

 

 

もっと他にもいろいろ書くことあるんでしょうが、時間がもう残り少ないのでパッと思いだせることはこれくらいです。後から「あ!あれ書けばよかった!」って絶対なるんだろうなぁ。

 

来年なんですが、とりあえずブログとしては漫画レビュー的なものも書いてみたいなぁと。少ない巻数で終わってて微妙にマイナーだけど好きな漫画とか。具体例出すのもあれなんですが『UNDEAD』『30センチスター』『こじらせ百鬼ドマイナー』『ちょこらん』『週刊少年ガール』『さくらDISCORD』とか。あととよ田みのる先生の漫画は全作品レビュー書きたいな。まあ、時間を見つけてちょこちょこ書いていくことにします。

 

他は…なんだろ。コロナのあれによりどうなるかわかりませんが、できればとよ田先生の原画展は行きたいなぁと。これだけはいつか開催があることを楽しみにしてたイベントなんで。あと公開延期になりましたが『映画大好きポンポさん』の映画も楽しみですね。それと毎年元旦にゲーム屋から500円割引のお年玉はがきが来るんですが、それをもってゲームを買いに行くのをここ数年やってます。大体、年に1.2本くらしか買わないので、その時だけしか買わない年もあるんですが。で、今年3DS版ドラクエ7買ったので来年は3DS版ドラクエ8かなと。まあ、その前にまだドラクエ7クリアできてないんですが。先月くらいから再開して昨日ようやく飛行石を手に入れました。もうちょいですかね?そういや試験前に「これ終わったらやるんだー」と思って一昨年買った『リトルバスターズ』がそのままだ!今思い出したわ!これもやらねば…。

 

あ、そうだ。ブログも三日坊主にはならなかったので(とりあえずSURFACE関係のことは書き終えることができた)、いい加減ブログタイトルを決めないと。これも来年の課題ですかね。

 

というわけで、だらだらと書きましたが2000文字超えたのでこの辺でやめときます(ここまで書くまで約20分)。

 

では、今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。来年はライブに気軽に行けるようになりたいですね。

SURFACEについて。7

SURFACEが解散したあと、とてつもない喪失感により腑抜け……にはなっていませんでした。なぜなら、ボーカル・椎名慶治さんのソロデビューが発表されたからです。

 

本当はSURFACESURFACE、ソロはソロと分けて考えなければいけないんでしょうけど、最初はそこまでの心の余裕はなく。あと、ソロを応援し続けてたらいつかまた再結成する日が来るかもなー、と淡い下心も込めつつファンとなっていました。あ、今は違いますよ。純粋に椎名さんソロのファンでもあります。

 

椎名さんがソロになってからは、SURFACEの時の反省を生かしてなるべく参加できるライブは参加するようにしました。行けるときに行けるライブは行っておかないと後々後悔する。これはSURFACEで痛いほどよくよく学んだことです。今現在、コロナ禍の状態でもそれは強く思うことの一つ。

 

ソロ時代の思い出はまた書くこともあるだろうなので、ここはすっ飛ばすんですが一つだけ。2016年、椎名さんがソロ時代の楽曲を集めたベストアルバムを発売することとなりました。

 

 椎名慶治ソロ・ベストアルバム『RABBIT"BEST"MAN』。

RABBIT "BEST" MAN

RABBIT "BEST" MAN

  • アーティスト:椎名慶治
  • 発売日: 2016/11/02
  • メディア: CD
 

 

 

椎名さんはベストアルバムを発売、じゃあギター永谷喬夫さんは何をされているのか?SURFACEを解散して以来、ほとんど表舞台に出ることがなくなった永谷さん。アニメ作品に楽曲提供をするようになっただとか、「any」というボーカルレスのギター・ピアノ・ドラムの3ピースバンドを組んでライブをやるようになっただとか、芸名を「永谷喬夫」から「永谷たかお」に変更しただとか断片的な情報は入ってくるのですが、正確な動きはつかめませんでした。そもそも公式、と呼ばれるものが存在してなかった。

 

その頃、あることがきっかけで永谷さん作曲に飢えはじめ「あの永谷サウンドを聴きたい…!」とネットを徘徊しては楽曲収集をしていた頃でしたので、「だったらちょうどいい、椎名さんのベストアルバムに合わせてこの際永谷さんの4年間の作曲分をリスト化してしまおう!」と思い立ち。

 

そのきっかけの「あること」なんですが。

2014年に『ハマトラ』というアニメが放送されました。もちろん自分も見ていたのですが、実はそのEDを歌っているのが羽多野渉さんで作曲は永谷喬夫さん!(まだ「たかお」名義ではなかった頃)

 

と、いうことに放送当時は全くといいほど気づいておらず。放送終了何か月か後にTwitterSURFACE関係のフォロワーさんが「永谷さんの作曲がある!」とツイートしてたのを見て「あああああ!!!俺『ハマトラ』全話見てたのに全く気付いてなかった…!」と大ショックを受け。こいつはいかん!いろいろなものがなまってやがる…!と奮い立ったのがきっかけです。

 

そして2016年冬。椎名さんソロアルバム発売に合わせて永谷さん作曲リストをツイートしたものがこちらとなります。

 

 

永谷さん作曲を探す際にポイントとなった点がいくつかあるのですが、その中で一番頼りにさせてもらってたのが音楽制作クリエイター集団「MONACA」。

 

MONACA」の社長は(多分知っている方も多いと思いますが)SURFACE再始動(再結成)の際にもお祝いコメントを頂いた岡部啓一さん。有名どころでは『らき☆すた』の「もってけ!セーラーふく」や物語シリーズで有名な神前暁さんや、様々なアニメのOP・EDを手掛けている田中秀和さんなど。ほかにも曲聴いたら「あ、知ってる!」というような方々がたくさんのクリエイター集団です。

 

MONACAが楽曲制作に関わっている場合、永谷さんも何らかの形で関わっていたことが多かったようです。永谷さん自体はMONACAに所属…していた訳ではないみたいなんですが、何らかのつながりがあったのかなと。この辺の話をできたら永谷さん本人の口から一度聞いてみたいですよね。

 

あ、あと、これは勝手に自分が思っていたことで関係ないとは思うのですが、田中秀和さんがアニメのOPを作曲されている場合、永谷さんが関わっている可能性が跳ね上がってた気がします。

 

例えば『這いよれ!ニャル子さん』『Wake Up,Girls!』『ハナヤマタ』『あんハピ♪』『灼熱の卓球娘』と。

 

 

 また話逸れちゃうんですけど、田中秀和さんの作曲されるOP・EDって最高なものが多いですよね。上にあげた『あんハピ♪』『灼熱の卓球娘』のOPが個人的にとても好きなんですが、それ以外には『サーバント×サービス』のOPとかも。あと、最近見始めた『アイカツ!』のED『カレンダーガール』と『オリジナルスター☆彡』はマジ神曲

 

 

 

 

はい、本題に戻って。

そんな感じで椎名さんのソロ曲を楽しみつつ、永谷さんの曲を探しながら数年が経過しました。そして時は流れ2017年の年末。

 

2013年から椎名さんは毎年自身の誕生日(12月30日)にライブを行っており、自分も毎回参加しておりました。そして今年もそれに参加しようかな、しかも今年は30・31日の2デイズだもんな、と考えながら、ふと思い立ってSURFACEのホームページを見たところこんなことに。

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最初「え、何?ついにSURFACE、ホームページまで消えちゃったの?どっかのアパレル系サイトに乗っ取られでもしたの?マジかよ…」と思ったんですがどうやら少し様子が違う。「COMING SOON...」って書いてるしな。これはもしかしたらもしかするかもしれん…と思いつつ東京へ。

 

12月30日、ライブ1日目。会場には。

 

 f:id:blue_surface:20201225140005j:plain

 

「おいおいおい、こいつはただことじゃねえぜ…」永谷さんが椎名さんに花を贈るなんてこと今までにあったか?そしてホームページのあの文字。なんとなくの確信は持てたものの1日目では特に発表はなし。まあ、発表があるなら明日だろうな…とわくわくそわそわしながら次の日を待つ。

 

そして2日目。12月31日のカウントダウンが終わり。スクリーンに流れる映像。そこには「SURFACE再始動ライブ」の文字が!!

 

 

 

 

 

わかってた!なんとなくわかってはいたが、改めて発表されるとやっぱりクるものがあるな!!!気づいたら泣いてた。8年待ったもんな。やっぱ長いよ8年は。青年が中年になるくらいには。

 

 

再始動ライブは5月27日。20年前に1st Single『それじゃあバイバイ』が発売されたSURFACEのデビュー日。これは行かねばならぬ。というかですね、そもそも2018年がSURFACE20周年ということには気づいていて、デビュー日である5月27日には何らかの動きがあるだろうと前々から考えていました。

 

この頃、仕事の関係で資格を2つ取ることになり、1つの資格を取得するために約9か月学校に通う必要がありまして。仕事しながらの学校通いなので結構体力的にも精神的にもきついんだろうなー、しかも資格2つだから1年に1つずつ取っても最低で2年。もし受からなかったらそれだけ延びていく…。もしストレートで受かったとしても2年連続はしんどいな…そうだ、2017年に1つ目の資格、2018年は休み、2019年に2つ目の資格、というスケジュールでいこう。ちょうど2018年はSURFACE20周年で何かあるかもだし、まあもし何もなくてもそれはそれで!!という感じで3年計画を組んでいたので、ちょうどうまくこれが当てはまり「計画通り…」とデスノートのキラみたいな顔ができました。

 

解散ライブの時と違い、今回はチケットもすんなりと入手。そして前回は当日昼に東京到着だったのが、今回はさらに余裕をもって前日到着に。なぜって?『SURFACE』と書かれたグッズが欲しいからさ!思えば、昔はグッズとかにもとんと興味がなく、解散ライブの際は「せめて何か1つくらいは『SURFACE』の名を冠した物を買おう…!」と思いつつもライブ開始前は長蛇の列に心が折れ、ライブ終了後には何とか並んだものの購入できた物といえば500円のミニトートバッグ1つだけ。これではいかん!今回はその分もいっぱい買う!推しには貢ぐ!この金が推しの血肉となればそれでいい…!

 

解散してた8年の間にだいぶ訓練されたファンになってしまいましたね…。

 

 

そして5月26日に東京到着、翌27日。

大体ソロライブの時は物販開始2時間前に来ればちょうど列形成が始まるころだろう、だが今回は8年ぶりのライブ、しかも解散ライブのときのあの長蛇の列を見ているだけに油断はできない、少し多く見積もって倍の4時間前なら…ということで豊洲駅に降り立ったのが朝7時。誰もいない。

 

そりゃそうだわ。早すぎるわ…と思いつつまあ会場の様子だけ見てみるか、と思ったら1人いました。早い…!ということで列の2番目に並んでひたすら待つ。いや、こんなに早く来る予定はなかったんだが仕方ない…。

 

そして無事グッズ購入。いっぱい買ったった。その後、開場時間までだらだらと過ごしいざ会場へ。今回キャパが3000人ということでそんなに人数が入るライブなんて行ったことないので果たして前が見えるだろうか…と考えつつも何とかステージが見えそうな位置をキープ。開演までの時間がこうもどかしいというかなんというか。あー、始まったらどうなるんだろうな、多分泣くだろうな。でもこれは悲しい涙じゃなくて嬉しい涙なのでデトックスみたいなもんだからまあアリだな、とかどーでもいいことを考えていました。

 

 そしていよいよ開演。1曲目は『CHANGE』。SURFACEが解散前に最後に発表した曲。そうかー!これ持ってくるかー!もう涙腺やばいわー、でも1曲目から泣くってのもな!前見えなくなっちゃうしな!と思いながらの2曲目『Re:START』。はい無理でしたー。ボロッボロに泣いたわ。こんなん泣くなって方が無理だわ。椎名さん、永谷さん、おかえりなさい…!!

 

 

 

 

という夢の3時間ライブでした。3時間!?

すっげえ楽しかった。そして足にキタ。年取ったな…。

 

SURFACEのファンになってから20年、一回離れてまた戻ってきて、なんだかんだで人生の半分以上付き合っている音楽。これからもずっと追い続けるか、それともまた離れてしまうこともあるのかそれはわからないけれど、これまでの思い出、今日の思い出、そしてこれからの思い出は、たぶん心の深いところに残り続けるだろうな、と。

そしてSURFACEのファンになって本当によかったなと思いました。

 

 

ということで、つらつらと書き殴りましたがちょうどきりがいいのでこの辺で締めたいと思います。長々とお付き合いありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

こっから蛇足。

 

再始動ライブのことを解散ライブに比べてさらっと書いたのは、思いが少なかったとかそういうことではなく、ライブ後の出来事の衝撃がでかすぎてそっちに大分塗りつぶされてしまってるからです。

 

 

で、こちらがその出来事。

ライブの次の日、岡山まで飛行機で帰りシャトルバスに乗ってる時のこと。友達から「『Re:Birth』読んだー?」とラインが。 

 

★『Re:Birth』とは
SURFACE再始動ライブでグッズとして販売された『SURFACE 20th Anniversary Book「Re:BIRTH」』のこと。SURFACEデビュー20周年を記念したメモリアルブック。ここだけの撮り下ろし写真に加え、2010年のSURFACE解散ライブから再始動に至るまで、懇意のライター奥“ボウイ”昌史氏が2人に迫ったロングインタビュー。2人がお互いに気持ちをぶつけ合うQ&A企画他を掲載。さらには、再始動後初となる新曲を収録したCDも付属!と見逃せない内容です。 (以上、公式HP商品紹介より)

 

 

家に帰ってからゆっくり読もうかな、と考えていたので「いや、読んでないよ」と。「きっと18ページ目でテンション上がると思う!とだけ言っとく!」と不可思議な返事が。もしかして今度岡山に来ることとか(次のライブが岡山で開催されることが決まっていた)書いてあんのかなー、と思い帰ったら即寝するつもりだったけどとりあえず読み始めることに。

 

 

 

ん……ん……!?

 

永谷さんのインタビューのとこに何か書いてあるぞ…。あれ…?「Twitterで僕の仕事をリストアップしてくれた人がいたらしくて」ってもしかして…?いや、でも自分以外にも同じようなことやってた人もいたかもしれないし、そっちのことかもしれないな。そもそもこのツイート載せた当時、別にそんなに広まりもしてなかったし。まあ、でも…念のため、永谷さんに聞いてみるか?いや、でもどうやって聞けばいいんだ?いきなりTwitterでリプライ送るってのもなんかあれな気がするしなぁ…。

 

と、悩んではみたものの好奇心が抑えきれずに聞いてみることに。ライブ終了後でいろんなリプライ来てるだろうし、まあ違ったらそのまま無視してもらっても構わないものだしね、と自分に言い訳を聞かせながら送信ボタンをポチッと。

 

 

すると。 

 

 

 

うわー!やっぱり俺だった……!!!

 

そして。

 

 

 椎名さんにも!!

 

 

いや、まさか記念すべき再始動のメモリアルブックに1年半前のツイートが言及されるとか誰も思ってないって。めちゃめちゃ嬉しいんですけど、めちゃめちゃ恥ずかしい…!

 

あの2016年末に作成したツイートはあくまであの時点のものなので、もちろんそこから再始動までに作曲された曲は書いてないし、2016年まで発売された曲でも結構抜けがあることをあの後教えていただいたり自分で調べて気づいたりしたしで…。

 

これはあれから更に楽曲を編曲分まで追加した2018年度版の作成…いや、永谷さんの公式もできたことだし本来なら自分ごときがすることじゃない。

 

だが、公式に過去作曲が掲載される様子もないようだし、Wikipedia永谷喬夫ページ作成のためにも(このころにはまだ「永谷喬夫」個人掲載がWikiにはなかったので作成しようとも思ってた、が結局やらず…)最新版かつ最終版を作らねばならぬか…!

 

と調子に乗って、2018年8月に作詞・椎名慶治、作曲・永谷喬夫SURFACEとしての提供楽曲、羽多野渉さん・佐藤拓也さんの『Scat Babys Show!!』の発売に併せてまた永谷さん作曲リスト(今度はわかる限り『any』の楽曲や、編曲やギター参加のみの楽曲も入れるようにした)を作成することになるんですが、それはまた別のお話。 

 

いやー、あれはマジでビックリした…。

 

 

というお話でした。さすがに衝撃的すぎた。

 

 

あ、最後に。

これ何回もTwitterで言ってて誰にも共感得られてないんですけど、それでも言いたいこと。永谷さん作曲リストの中に羽多野渉さんの『Rolling life』という曲があるんですが、これは作詞・作曲、永谷喬夫版の『たまり場』だと勝手に思ってます。題するなら『たまり場2.5』。実際はアニメ『ハマトラ』内に出てくる主人公たちのたまり場「カフェ・ノーライフ」のことを歌った曲だというのはよくわかってるんですが、大事なのは永谷さんが作曲の上に作詞までしているということ。多分、間違いなくSURFACEの『たまり場』が参考にされてるんじゃないかなーと。だといいなーと。それを思いつつ聴くと泣けます。それがなくてもいい曲なんですが。まあ御託はいいから聴け。

 

Rolling life

Rolling life

  • 発売日: 2016/03/09
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

SURFACEについて。6(ラスアトライブレポート)

ということで、前回言っていた昔書いたSURFACE解散ライブ『Last Attraction』のライブレポを載せることにします。

 

今見ると、何書いてんだ…と多少恥ずかしい所もあるんですが、できるだけ当時の文章のまま載せます(当時は友人公開のmixi日記だったので固有名詞とか載ってるところもあり、その辺だけは修正しました)。

 

ではどうぞ。

ちなみにかなり長いです…。



 

SURFACE解散ライブ『Last Attraction』のライブレポです。

ライブ中の椎名さんの台詞を『椎「」』、永谷さんの台詞を『永「」』で書いてます。

一応、ライブ直後に書いた自分メモを見直しながら、あと他の方々のライブレポを読んで思い出した事を、つらつらと書いたのですが、結構言葉はうろ覚えなので間違ってたらごめんなさい。

 

 

~ライブレポ、スタート~

そんな訳でいよいよやってきました6月13日。岡山はかなり雨が降っていたので、東京もそうなのかなーと思いつつ、傘を持って行ったのですが、雨は降っておらず。やったね椎名さん、雨男返上か?


東京に着く直前、新幹線から国際フォーラムが見えました。線路のすぐ横を通ってるんだね。いや、5000人入るって聞いてたから、そうは思っていたんだけどやっぱりでかいわ。ホールっつったら、オケの演奏会で使ってたシンフォニーホールしか知らないもんなぁ。

 

一応、場所を確認しておこうと下見へ。時間は12時ごろ。


あれ?なんかもうファンが結構居る?物販は確か14時半からだったよなぁ。皆気が早い。いや、でも俺も予定なかったら下手したら行ってたのかもしれない。

 

 

『うわの空ライブ』を終えて、国際フォーラムへ向かう。

(せっかく東京に来たから、ということで同日昼に東京で行われた漫画家のみずしな孝之先生が参加されている『うわの空ライブ』に行ってました)

 

・・・・・なんかものすごい行列が出来てるぞ。これなんだ?

国際フォーラムは全席指定なので、こんなに混み合う筈は無いと思ったんだけどなぁ。と思ったら物販の列でした。うわー、これはグッズ買うのは無理かもなー、しょうがない、ライブが終わってから並ぶかな。後で聞いたのですがこの列は駅まで続いてしまっていた模様。何kmあったんだよ・・・・・。

 

この時点で開演30分前を過ぎてたので急いで席へ向かう。

席は2階席の後ろの方、とあらかじめわかっていたのであまり期待はしていなかったのですが、実際に行ってみると列の区切りとしては一番前だったので、視界を遮る物は何も無く、しっかりとホール全体が見えそうです。

 

多分、椎名さん永谷さんは小さくしか見えないだろうけどまあいいや。大事なのはこの会場に居られる事。わくわくしながら開演を待っていると不意にライトが消える。会場アナウンスによると、今日は演出の為非常灯も消えるそう。


いよいよ、ライブの始まりです。

 

  • 01 FUTURE RIDE

まさかの初っ端からCD未収録曲。SURFACEのギター、永谷喬夫登場。

これはギターソロ曲なのかな?初めて聴いた。痺れるようなギターソロに「ああ、SURFACEのライブに来たんだなぁ」と悦に浸る。曲の最中にサポートメンバー(ドラム・ベース・キーボード)登場。そして、最後に満を持してSURFACEのボーカル、椎名慶治登場。さあ、楽しい音楽の時間の始まりです。

 

  • 02 イッツオーライ

椎「本当に・・・よく来たなぁ!!」

 

いやいやいや、最初からこの曲か!!最初からクライマックスだぜ、ってやつですか。
勢いもあって大好きな曲なんだけど、だからこそ泣ける。特に2番。

 

 この声はあなたの中で 何番目ですか?
 どこだっていいから 君の中にいさせてくれ
 もしオッケーだと 言ってくれるのなら
 損はさせないから ねぇいいだろう?

 

皆、『いちばーん!』って叫んでましたね、そりゃそうだ!

しかも歌詞をいつもは”10年選手の貫禄”のところを”12年選手”に変えるものだからもう。本当にもう。涙腺は崩壊寸前。最初からこれは卑怯だわ…。

 

  • 03 ヌイテル?

そのままの勢いで2曲目突入。
ペースとか何も考えてないな(笑)
やっぱりツアーではないしラストだから全てをぶつけてくるのだろうか。

 

 だから僕のことは 君の手でヌイてちょうだい

 

  • 04 .5(HALF)

3曲目も勢いは止まらず。
もう1曲目で泣きそうになったことも忘れてひたすら盛り上がる。

 

  • 05 キミスター★

やっぱりきたかこの曲!
ブログのファン投票で他のシングル曲を押しのけて
アルバム収録のみなのに4位だったもんなー。

 

 「こんなんじゃ終われない」って 思えればまだやれんぞ
 結局自分の心に 打ち勝てりゃいい
 もう一回飛び上がれ 不恰好なモーションでジャンプ
 往生際 悪いのが お似合いでしょ 君こそ未来のスター

 

そしてこの勢いで大丈夫なのか椎名さん永谷さん。
いや、こっち(観客)としては凄く凄く楽しいんだけれども。


ここで1回目のMCへ。

 

椎「ちょっと一息入れない?もう俺、ペース配分忘れて動いちゃったから、膝が笑っちゃって(汗)ねぇ?(永谷さんに向かって)結構足にクルよね」
永「キタ・・・・(苦笑)」

 やっぱり(笑)観客からも「大丈夫かー」「頑張ってー」の声が多数。

 

椎「元気そうねー。楽しんでますかー!?
  (人の多さが)キモーイ。見ろ、人がゴミのようだ!!」

 まさかのムスカネタwwwww

 

 

椎「改めましてSURFACEです!僕等は10年前、この国際フォーラムでライブをしました。その時MCでこう言いましたね『今世紀最高の日にしよう!』と。あれからもう10年。もう次の世紀に入りました!リセットされてるんですよ!だからもういっぺん言います!今日のこの日を!21世紀・・・いつまで続くかわからないし、終わる頃には俺死んでるけど!!『今世紀最高で最強の日にしよう!!』」

 盛り上がる観客。でも実は椎名さんMCで噛んでたwww

 

  • 06 Route3

 

 例えば やりたいルートをAとしたなら
 今の僕が辿る道は Eないし FかG?

  

椎「むしろH!」

 

 

  • 07 バランス

演奏は『Phase』版なんだけど-transit mix-のラップも入ってた。
このラップ格好よくて好きだわー。でも実際歌うとなったら相当難しそう。

 

 それでも君の態度は変わらない 相変わらず僕の話聞かない
 そんな事じゃもうへこたれやしない 尻にしかれてもなんか良いんじゃない?
 決してこれは強がりなんかじゃない いやいややっぱりそうかもしれない
 他の誰にもきっとわかりゃしない 好きなもんは好きだからしょうがない!

  

  • 08 でてくるなよ

懐かしい!まさか解散ライブでこのセレクトがくるとは・・・。
昔から椎名さんの歌詞のいやらしさは変わらないなぁ(笑)

 

  キスが上手いのは認めるし 体の相性いいのも認めるよ ああだからって
 いい加減にもう 僕の中に住む お前を消し去りたい どうか消えてくれよ
 眠りにつくとまだ いまだに現れんだ 優しく舐めまわして 飲み干してくれるんだ
 これ以上僕に 何を求めてんだ

  

  • 09 NEWS

他の方のレポで椎名さんが仮面ライダーWの変身ポーズをやってた!っていうのを見たのですが知らなかった・・・・。2階の後ろってこともあって、あんまり動きが見えなかったんですよね・・・残念。

 

  ポーズ決めたら変身出来ないかなぁ 出来ないよなぁ

   

  • 10 FLY HIGH

後ろから勢いよく煙が!!ちょっとびっくりした。個人的に、あくまで個人的になんですが、どうしても『NEWS』と『FLY HIGH』がなんか似ている気がする。いや、曲としては全然別のものとは分かっているんですけど・・・何でだろう?

 

  • 11 ソコハカトナク

新曲キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
という訳でラストアルバム『LastAttraction』から1曲目です。CDで聞いてたときからはじまりのギターソロ格好いいなぁと思ってたけど、実際生で聞くと震えがきた。永谷さんやっぱ凄いわ・・・。

 

 起死回生なくとも リアルは甘くなくとも
 そこはかとないチャンスは あるって言ってんじゃん!
 日々快晴なくとも やまない雨もないだろう
 そこかしこに潜むチャンスが いんじゃん? でんじゃん?

  


MCその2。椎名さんから檄が飛ぶ。

椎「もうお父さんがっかり!聴いてるだけじゃん!聴くなよ!踊れよ!帰るぞ!! 君たちを12年間そんな風に育てた覚えはありません!!もっと声出せ!お前ら12年間何やってたんだよ!踊れよ!わかんない場合は隣を見る!(笑)」

 

 

 観客から先程より大きな歓声が飛ぶ。

椎「その元気を何故最初から出せない!(苦笑)言いたかないけど、俺言いたかないけどさー、最後だって言わなきゃいけないでしょ?『ソコハカトナイ』チャンスをしっかり掴んでよ!ほら、何のために今日はカメラがあるんでしょうが!?」

 

 

 客席からDVD!の声。この瞬間までDVDが出るって知らなかった俺。入場時に貰ったチラシに書いてあったんだけどそこまで確認してなかった・・・。道理でカメラがずっと回ってた訳だわ。

 

 

椎「おかげさまでチケットも即完売でさ。でも、チケット取れなかった奴らもいっぱいいて、そいつらから『チケット取れませんでした』っていっぱいメッセージがきてさ。

  『お忙しい中だとは思うんですけど』


 ああ忙しいよ!
  
  『たくさんメッセージが届いてるとは思うんですけど』

 

 ああ届いてるよ!

 

  『椎名さんに言っても仕方がないってわかってるんですけど』

 

 なら書くなよ!

 

  アーティストに直接愚痴を言えるなんて便利な世の中になりましたよねー。つーか、チケットセンターに言えよ!そういうことは!」

 

 


観客大爆笑。
いやー、さすが椎名さんMC上手いわ。
会場が(最初から凄かったけど)どんどん熱気を帯びてくるのが分かる。

 

椎「だから、今日来てる奴は、今日来れなかった奴の分まで楽しむこと!もっと盛り上がる!そして俺の股間をもっと見ろ!!」

 

  • 12 渦

『Last Attraction』より2曲目。
その前のMCで「ライブで初めてやる曲もあるからしくったらごめんね」とは言ってたのだがまさかの歌詞がとびとびに。「有言実行」って言ったらいいのか?(笑)まあ、それでこその椎名さんなんだけれども。

 

  • 13 愛の領収書

初めて聴いた!!という事でCD未収録の曲です。
1度ライブでは歌われているらしく(Wikipediaより)、名前だけは知っていたんですが
そうかー、こんな曲だったのかー。

あ、DVDが出るって事は初の音源化か!楽しみだ。

 

  • 14 ワクチン

ここから『いやら椎名』ワールド全開に。
腰を振るわ服を脱ぎかけるわ。いいぞもっとやれ(笑)

 

  • 15 TRAP

『Last Attraction』より3曲目。
新曲4曲の中では、一番これが好きだなぁ。
にしても、どうしてこう椎名さんはやらしい人の詞を書くのが上手いんだろうか(笑)

 

 「愛してる」なんて軽はずみで言わないで
 僕の気持ち からかっては 楽しんでるんだろう?
 メールにハートを散りばめるのもヤメテ
 甘い期待させる君はTRAP 丸ごと全部TRAP

   

  • 16 クセになりそうだ

いやら椎名のいやらしい(失礼)声とエロギター永谷の艶っぽいギターが
合わさってとてつもない事に。
つーか、2人とも体力大丈夫か?なんだかんだでえらい曲数やってる気がするけど。


MC3

永「12年、早かったと言えば早かった・・・まあ多少のんびりしちゃった時期もありつつ・・・あれ、湿っぽくしちゃいけないんだっけ?(笑)」
椎「なんだよ、解散するみたいじゃんかー(笑)いろいろあるんだよ、12年もやってると。俺と永谷が一番喋らなかった時期はここだな、とか一番喋ってる時期は今だな(笑)とか」
永「椎名君のお母さんも会場に来ていて。今日思ったのは、この人がいなかったら俺たち今ここにいなかったんだなぁと思って。俺も両親に音楽許してもらえなかったらここにいなかったんだなぁって。ホント良かった。感謝ですよね」

 

 

 

椎「普段のライブならここで終わりなんだけど、今日はまだ後半分あるからな!!」

 確かに。もう16曲もやってるもんなぁ。凄ぇよ2人とも。

 

 

椎「俺が言うのもなんなんだけどさ、SURFACEって・・・・・・・・・・いい曲多いのよ、バラードもいい曲が多いのよ!」

 よく知ってます(笑)

 

 

椎「でも普段のツアーだと、バラードって1,2曲しかやらないのよ。俺があんまり(バラードを)歌うの好きじゃないってのあるんですけど。だから、これからバラード曲を纏めて、バラードコーナーにするから落ち着いて聴いてもらおうかなと。はい、皆右手挙げてー。今君たちはワイングラスを持ってまーす。それを回しながら聴いてる、そんなイメージで!だからみんな座ってー。バラードを落ち着いて聴いてくれたらいいから」

 いきなり座ってと言われ戸惑う観客(笑)

 

 

椎「座れって!バラードコーナーだから!みんな年でしょ?身体辛いでしょ?考えてもみてよ、12年だよ?高校3年でファンになった子が今や30歳になってんだよ?え、なんで高校3年生なんだろ?まあいいや。だーかーらー、落ち着いて聴いてもらいたいから!座って!俺も座りたい!オジサマ、オバサマ、わかった?」

 観客が座り終えたのを確認して、椎名さん恭しく紳士のように一礼。

 

  • 17 その先にあるもの

というわけで急遽始まったバラードコーナー。皆シーンと静かにして聴き入ってるから、余計に声とギターが会場内に響く。これは涙腺がまたやばいかもしれない・・・・・。

 

 今日も何となく一日溜息混じりで過ごす
 「これの繰り返し?」って空を仰いだ
 本当は変えてゆく事の辛さ気づいているから
 これが理想の暮らしのはずなのに

   

  • 18 君の声で 君のすべてで…

数あるSURFACEバラード曲の中でNO.1との呼び声も高いこの曲。最初のギターの時点で、もう肌がゾクっとくるもの。いや、ホントバラードもいい曲が多いわ。わかってはいたんだけど。

 

 「好きだから些細な事が許せるとずっと思ってて
  好きだから些細な事が許せなくなるなんて思わなかった」
 アイツが言ったその言葉がやけに僕の中響いて 恐くなっちゃって
 そんな時に限って君に繋がらない  

 

  • 19 airy

シングル2曲続いた後にこの曲がくるかー。選曲渋いな。途中、いよいよ感極まったか言葉につまり歌えなくなる椎名さん。

 

  • 20 フレーム

唯一、どのアルバムにも収録されてないシングル曲(今回の『Last Attraction』でようやく収録されたけど)。理由は、このシングルを出した後、レコード会社移籍があったため。それで埋もれさせるには本当に惜しい曲だと思う。だからこそ歌ったんだろうけど。

 

 指で作ったこのフレームに 君を写してポケットにしまい込んだ
 流れる雲の速さ 向かう場所の先で僕等 笑いあえてるかな

   

  • 21 素直な虹

椎名さんを7色のスポットライトが照らす。
2階席でよかったかもしれない。遠くから見ることで演出が良く見えるから。
バラード曲では『君声』の次に大好き。

 

 素直になれれば この霧が晴れると心に願い そう叫んでる
 何か足りなくても 今ある色で そう 僕の世界を塗り替えてみたい

  


MC4

椎「みんな、ごめん・・・・解散で寂しいとかそんなんじゃなくて、自分で曲に浸っちゃって・・・・俺、泣くようなの避けてたのに・・・・『airy』だめだね、別れの曲だめだめ!スポットライトに照らされてバラードを歌ってる姿を想像して『ああ、俺カッコいいわ・・・』って思ってたら歌詞がスポーンって!飛んじゃって!自分の声と曲に酔いしれてたよ!いやもうホントもうスンマセン!(土下座ならぬ土下寝する椎名さん)」

 椎名さんwwwwww

 

永「今日は大丈夫だよ。お客さんも許してくれるよ」
椎「DVDは許してくれない!」
永「ここまでやれば許してくれるよ(苦笑)」
椎「あ、そうか、ここらへん全部カットして撮り直せばいいんだ(笑)」

 いやいや、全編ノーカット撮り直し無しで是非お願いしますwwww

 

 

椎「あれ?ってか何で皆座ってんの?あービックリした。ってか信じられない!
  解散ライブだよ!誰が座れって言ったんだよ!ほら立って立って!!」

 あwwんwwwたwwwだwwwww

 

椎「言っとくけど、2階席結構見えるからね!傾斜が急だから、スカートの中まで見えるよ!ピンクの紐パン見えてたからね!男 だ け ど !・・・・W杯始まって楽しいよねぇ・・・・でもここはどこだ!?もっと俺の股間を見ろ!!(2回目)」

  

  • 22 空っぽの気持ち

という訳でここからまたアッパーな曲が始まります。
さっきまでバラードだったから余計に熱い。

 

 空っぽの気持ちが 心が乾いてる
 今日もまたダルさに捻じ切れそうになる
 自己満足くらい出来たら良いな
 日々よ 忘れた夢よ 何処へ行くの?

  

  • 23 それじゃあバイバイ

椎「笑顔でバイバイとか最高だな!寂しくなんか無いよな!」

 (観客から「寂しいー!」の声が)

 

椎「お前ら素直だな・・・・欲望に忠実だよな・・・・・・(苦笑)そっかー、寂しいよな?でも今が楽しくてたまらないよな!!それじゃあバイバイってやってんのに笑顔って最高じゃない!?もっと全部出し切ろうぜ!!」

  

 アッカンベーしてさよなら 軽いノリで行きましょう
 さんざん悩んでみても 本当なんにもなりゃしないよ

  

椎「もっと全部出し切れ!思いの丈を、言いたい事全部俺らにぶつけてみろ!」

(皆いろいろ言うんだけどいろいろすぎてグダグダに)

 

椎「いやぁー・・・どれか一つでも聴き取れるかと思ったけど無理だった(笑)言いたい事ぶつけてくれって言われるとお前ら弱いなー(笑)でも俺達愛されてるんだなー。そうやって12年やってきたんだなーって。よくわかるよ。よし、(ゴーイングmy上へのフリをして)踊 る ぞ ! !」  

 

 
 ゴーイング my 上へ ってな具合に
 悩みなんか三角コーナーにポイッ
 ビビって小っちゃくなってる自分に
 ワンツーパンチ食らわせちゃえばいいんじゃない?

   

バックスクリーンに曲のPVが映し出される。と同時に観客爆笑。だって、イカ衣装(昔のアイドルみたいな服装)の椎名さんに、髪があって細い頃の永谷さんだもの。そりゃ笑う。仕方が無い。

 

  • 25 まぁいいや

 

 タカオなんて爆睡こいて サッパリしちゃってるんだ  

ってところで永谷さんを両手で指差すのが、やっぱり印象的だなぁ。

 

 たまにチャートに目をやれば 僕の知らない顔があちらこちらに
 そのうち僕達なんて超アウトって感じ?
 誰だって必要って言われたいもんだろう
 僕ちゃんなんておだてられりゃ木に登っちゃうかもネ

   

  • 26 そっちじゃない

椎名さん、ステージ上を縦横無尽に駆け回ります。
盛り上がりは最高潮へ!!

 

 おっと そっちじゃないよ 君に見せたいのは
 未来へ 未来へ
 おっと そっちでもないよ 僕がやりたいのは
 この世界にゃないの
 おっと そっちでもないよ 僕が行きたいのは
 その先へ もっと先へ 

   

  • 27 さぁ

個人的には一番好きな曲。そしてSURFACEに本格的に嵌る事になった大切な曲。これで盛り上がらなきゃ何処で盛り上がる!!

 

 何もかもがうまくいかない なんだか空回りばかりで
 君じゃなきゃ大事な物も 全然見つかりゃしないや

   

  • 28 アイムファインセンキューアンジュー?

椎「ハウアーユー?」
客「アイムファインセンキューアンジュ-?」
椎「明日からもそう言えるように、俺達も頑張ります、だって俺と永谷だよ?また一緒にやるって!!ほらもう一回!ハウアーユー!?」
客「アイムファインセンキューアンジュ-!?」
椎「ハウアーユー!!?」
客「アイムファインセンキューアンジュ-!!?」

 

サビに入る瞬間に、ステージから大量の銀テープが轟音と共に発射される。何処のアイドルのコンサートだ、これは(笑) でも2階席から見ると本当に綺麗だったわー。いや、この席意外と良席だったかもしれない。

 


~アンコール~

曲終了後、SURFACE2人とサポートメンバーが舞台上から掃ける。え?もしかしてもう終わりなのか!?だってまだ『あの曲』も『この曲』もやってないよ!?チラッと時計を見ると(確か)20時15分。うわ、もう3時間近く何時の間にか過ぎてんのか!

 

とにかく、手拍子をとりつつ再登場を待つ。にしても長い・・・・。誰も出てこない・・・・。まさかアンコール無しとか?いや、それは無いよな・・・。だって終了のアナウンスも流れてないし・・・。なによりこれで終わる筈がない!!

 


満を持してようやく再登場。

 

椎「呼んだー?絶対会社じゃ見せない顔しちゃってさー、お前ら可愛い!
  だからグッズ買って(笑)」

 人が多すぎて買えませんでしたぜ、椎名さんwwwww

 

  • 29 なにしてんの

SURFACEで多分最も有名な曲。あー、楽しすぎる。この時間が永遠であればいいのに。
だけれども、そうはいかないわけで。終わりの時間は刻一刻と迫ってきていました。

 

 動きださなけりゃ そう 始まらない
 悪い事だけ浮かんできちゃって暗いや
 「これだ」って思えるものがあるならば
 人の目ばっかり気にしちゃ損でしょう?

  

 

~メンバー紹介~

椎「じゃあここでメンバー紹介。

 

  ドラム、愛を込めてこう呼びます。山ちゃん!10年ぶりにこの国際フォーラムで一緒に出来て嬉しいです。

 

  キーボード、チャーリー!変わんないよねー、若いよねー。

 

  ベース、ヤマ!SURFACEの歴史を上半期、下半期で分けると、上半期は山ちゃんやチャーリーさん、下半期はヤマが支えてくれました。

 

  そしてギター、永谷喬夫!!
もうすべて、ギターだけじゃなく、アレンジ、マニュピレート、ライブの構成から何から何までぜーーんぶこいつが仕切ってやってくれました!俺いつもコイツに自分から電話しないのね。どうせ仕事で会うからいいやって。でも今度から『仕事で会うんで』は通用しないので俺から電話します!」 

 

 

 

  • 30 CHANGE

SURFACE至上、最も演奏時間の長い曲。『Last Attraction』より最後の4曲目。そして、SURFACEのCDで最後の曲。やっぱり最後はこの曲なのか!!!

 

 為にならない笑い話が 実はどっかで生きていたり
 無駄な時間が 何ものにも変えがたい幸福じゃないの
 君と過ごした『あの瞬間』は 全部ひっくるめて最高の事件
 忘れないぜ 来世まで持っていこう

  

ライブでは『あの瞬間』を『この瞬間』に変えて歌ってくれたり。

 

椎名さんは、ブログのライナーノーツでこう言ってました。

 

 

 『俺の口癖に「この縁は一生もんだぞ」ってのがあった。
 が、それは「縁の始まり」に言う言葉だと思う。
 長い間連れ添った人に「この縁は一生もんだぞ」は弱い、足りない。
 俺は今まで応援してくれた人たちにはそんなレベルの感謝じゃすまないぐらいの感謝をしてる。
   
    ~中略~
 
 俺は本当に恵まれていた。
 支えてくれるファン、そしてスタッフに。
 そんな人達に伝えたい言葉はもう「この縁は一生もん」では足りない。
 上手い表現は見つからないままだったけど、俺は「来世まで持ってこう」と決めた。
 生まれ変わっても絶対感謝の気持ちは忘れない。』

  

 

 

そんな事を思い出してしまったら、もう胸がいっぱいに。
こみあげてくるものは抑え切れない。


ラストでは、永谷さんも一緒にコーラスちゃんとやってました。

 

 Changin' Changin' 今こそ
 Changin' Changin' 君もさ
 Changin' Changin' 覚悟を決めたら 飛び込め
 Changin' Changin' 今こそ
 「ゴーイングmy上へ」しようじゃない
 Changin' Changin' 覚悟を 決めたら 走り出せ

  

 

~ダブルアンコール~

SURFACE2人と、サポートメンバー3人、一列に並んで手を繋ぎ一斉に礼。

一度、退場後もう一度再登場。

 

椎「みんなホントありがとー!!んでさ、『SURFACE恒例』アンコールでやる曲用意してないのよ(笑)んで、今舞台袖で何やるか決めてたんだけどもー・・・・」 

 あー、だからアンコール待ちがあんなに長かったのか(笑)
まさか、でも「CHANGE」の後にもう一曲やるとは思わなかった。
一体何をやるんだろう?想像が全然つかない。

 

 

椎「んで、そしたら山ちゃんがやりたい曲があるそうで・・・・」
山「俺『バランス』ドラム間違えちゃって・・・もう一回、俺のために付き合って?」 

 

 

  • 31 バランス(2回目)

まさかのラストナンバーは『バランス』!!
本当にこれ解散ライブなのか!いい意味で(笑)

 

 ねぇ たとえ誰かが「ヤメロ」といったところで
 好きなもんは好きだからしょうがない!!ねぇそうでしょう?ねぇ?

  

 

 

曲が終わると盛大な拍手。その後巻き起こる「もう一回」コール。

 

椎「いやー、ごめん、もうきりが無いからさ(笑)気持ちは凄い嬉しいけど、ねえ?もう(できる曲は)ないんでその『もう一回!』コールは、俺達がここに戻ってくるてことでいいかな!!?」 

 戻ってきてくれるの!!?

 

 

永「その・・・・ホントに・・・・・・12年間支えてくれてありがとうございます、残す言葉が多すぎて、なにを言ったらいいのか・・・・・でも、心から、ありがとうございます」

言葉に詰まりながら、いつも以上に言葉を選びながらだけれども必死に話してくれる永谷さん。それを後ろからそっと抱きしめる椎名さん(笑)


椎名さんが突っ走る分、永谷さんが後ろでどっしり居てくれるから
SURFACEは成り立っていたんだと思う。そこが一番の魅力なんだと思う。

 

 

椎「皆に言っておくけど、俺と永谷、また2人で音楽やるから!だって俺と永谷だぜ!離れるわけがないじゃん!!ってか辞める理由がわかんねーもん!次にやるときはSURFACEじゃないかもしれない。けどSURFACEの看板じゃなくてもいい。永谷が居ればそれでいい!絶対にまた永谷と音楽やるから!永谷を説得できるのは俺だけだから!みんな待っててくれ!」 

 ステージ上でしっかりと真正面から抱き合う2人。

 

 

椎「この12年間支えられて、最後の最後、こんなに集まってくれて本当にありがとう!最後にこんなことを言うのは俺達くらいだと思うんだけどさ
  
  み ん な ま た 遊 ぼ う ね ー ! ! !」

 

 

 

 

 

2010年6月13日、開場16:30 開演17:30

会場 国際フォーラムホールA

SURFACE解散ライブ『Last Attraction』

これにて終演。

 

 

 

いや、ホントに楽しかったです。始まる前はどうなるのか心配でした。どんだけ泣くのかな、哀しくなるのかなと、そのことが頭の中を渦巻いてました。もちろん「SURFACEのライブが見れる!」という嬉しさもあったんですけど。

 

だからこそ、頭の中がごちゃ混ぜで。どう表現していいか分からない。でも、楽しかった!解散ライブという事を感じさせないくらい、つーかこれ本当に解散ライブなのかよ!と思う事も多数。それくらい、最後までノリノリで一直線に突っ切ったライブでした。

 

残るのは爽快感と、一縷の寂しさと。いや、ちょっとだけ寂しさが残ってしまうのはしょうがない事なんだけどそれ以上に楽しさと嬉しさが残っていて。それはもちろん椎名さんと永谷さんの力な訳で。椎名さんが言った通り、今日は『今世紀、最強で最高の日』になりました。


MCはここに書いてあるのでは椎名さんの喋りが中心ですが、実際のトークも、椎名さん9割・永谷さん1割くらいです。永谷さんは寡黙なんですが、言葉で喋らない分ギターで全部を語ってくれるから全然ありだと思います。

 

ここには書ききれないくらい、面白い事たくさん喋っていたのですがいかんせん自分の記憶力と、上手く書ける筆力がないもので。

 

これは絶対DVD買わないとなぁ。思い出補完用に。ライブ会場では見えなかった細かい動きも良く見えるだろうし。でも『5000枚限定』ってどういうことだ!?

 

これ絶対DVD難民が出るなぁ、皆騒ぐだろうなぁと思っていたら案の定椎名さんにメッセージがたくさん行ってた様でmixi日記で困ってました(笑)いや、それだけ愛されてるって事です(笑)

 

買えるといいなぁ、DVD。追加販売とかしてくれたら良いのに。あ、もちろんDVDはノーカットが良いです。噛んだ所も、歌詞間違えた所もwwww

 


椎名さん、永谷さん、とりあえずは12年間お疲れ様でした。もちろん、ソロになっても2人を追い続ける予定です。だけど!最後に言った「また2人で音楽やるから!」ってのを信じて待ってます!!

 

12年間、2人についてきて、SURFACEのファンをやる事が出来て本当に本当に本当に幸せでした。ありがとう。そして、また遊ぼう!!

 

 

以上で、SURFACE解散ライブレポを終わります。
書きながらいろいろ思い出したら、今更また涙ぐみそうになりました。馬鹿だなー。

 

 

 

 

 

以上です。長い、長いわ!

読みながら修正するだけでめちゃくちゃ時間かかったわ!!

これ一気に全部読んでくれる人とかいるのだろうか…。

 

多分、次回で最後です。

SURFACEについて。5

2010年2月13日。

SURFACEファンクラブライブSURFACE解散が発表されました。

 

その日、自分は友達の結婚式に出ていて2次会の幹事をしていたため1日慌ただしくしており、その日はその情報を知らないままでした。

 

知ることとなったのは次の日。

OBオケの手伝いで練習場に来ていたものの、一仕事終えてやることないのでぼんやりとソファーに転がって携帯でmixiニュースを読んでいたところ「SURFACE解散発表」の文字が目に飛び込んできました。いや、あの時は驚きのあまり思わずソファーから転がり落ちた。

 

「え?何?解散?どういうこと?そういや確かに最近新曲出してなかったな…でもいつものことだし、そのうちまた新曲出してツアーやって、それに行こうと思ってたのに…のに…!?」正直そこからの記憶は曖昧です。「うわー、マジか…」という諦めの気持ちが半分と、「いやいや、なんかの冗談だろ…?」という疑惑の気持ちが半分と。ぐるぐると渦を描くように混沌とした感情に晒されていました。

 

 

数日後。

SURFACE解散は嘘でも冗談でもなく紛れもない真実であり、解散にあたってベストアルバムが発売されること、そして解散ライブが行われることを知りました。

 

 

「これは何が何でもいかねばなるまい…」

 

 

今でこそ年2.3回東京へ遠征しているものの、その頃は東京はあまりにも遠く修学旅行で1回、大学生の時に鈍行列車を乗り継いで数日かけていった1回、の2回きりしか訪れたことのない自分にとっては最果ての地でした。

 

が、そんなことは言ってはいられない。

ベストアルバムは予約する。チケットは買う。東京には行く。ライブの日程は2010年6月13日、日曜日。念のため次の日の有休をとっておこう。交通手段は。新幹線だ。日曜の始発で出発して月曜の終電で帰るスケジュールを組もう。宿は。昔、大学生の時に泊まった南千住の宿がまだやってるので安いからそこにしよう。あ、ここそういや門限あったわ。念のため別のとこ探そう。

 

こんな感じで着々とできるとこから準備を進めていきました。

 

 

4月28日のアルバム発売に向けて、椎名さんが自身のブログで1日1曲ずつ全28曲ライナーノーツを書いて、毎日12時にそれが更新されるのを楽しみにしつつ過ごす日々。

 

そして4月28日。SURFACEベストアルバム『Last Attraction』発売。 

Last Attraction

Last Attraction

  • アーティスト:SURFACE
  • 発売日: 2010/04/28
  • メディア: CD
 

 

 

新曲がまさかの4曲も。前回のベストアルバム『SURFACE』では新曲は1曲だけだったので、そんなに期待してなかったのですがこれは嬉しい誤算。

 

『渦』『TRAP』『ソコハカトナク』、そして『CHANGE』。これがまた4曲が4曲ともすべていい曲で。全部、方向性は違うんですがSURFACEの12年間がこれでもかと詰まっているような曲でした。多分、みんな思ってたことだと思うんですが「こんなにいい曲作れるのに解散するなよー!」と。

 

新曲も聴いてますます最後のライブは見に行かねばなるまいと決意を固め。

 

 

が、しかし。肝心のチケットが取れない。抽選全落ち。

やっべー、交通手段・宿・休み、全部準備するだけしておいて肝心のチケットが取れないとかホントに意味ねーよ!…………………仕方ない。これだけは使いたくなかったが。

 

大っぴらに言うことでもないし、ろくなもんじゃないということはわかっていたのですがヤフオクに手を出しました。それくら今回だけはどうしても行きたかった。そのお陰かなんとかチケットの入手はできました。いくら使ったかは…まあ…推して知るべし。

 

こうして、月日は流れついに2010年6月13日。

朝一番の新幹線で東京へ向かいます。目指すは東京国際フォーラム

 

 

以下、次回。

 

(昔mixiでですがラスアトのライブレポート書いてたな、と思い出しそれを発掘してきましたので、そちらが次回の日記になります。今見直してるんですが、とにかくくっそ長い。お暇な方は読んでいただければ幸いです。)

SURFACEについて。4

SURFACEから離れて約3年。その間に

 

15th Single『アイムファインセンキューアンジュー?』  

アイムファインセンキューアンジュー?

アイムファインセンキューアンジュー?

  • アーティスト:SURFACE
  • 発売日: 2003/07/02
  • メディア: CD
 

 

4th Album『WARM』

WARM

WARM

  • アーティスト:SURFACE
  • 発売日: 2003/07/16
  • メディア: CD
 

 

16th Single『フレーム』

フレーム(初回)

フレーム(初回)

  • アーティスト:SURFACE
  • 発売日: 2004/10/27
  • メディア: CD
 

 

 と、発売がありましたがもちろんリアルタイムでは買ってませんでした。

 

 

そして、17th Single『Re:START』。 

Re:START

Re:START

  • アーティスト:surface
  • 発売日: 2005/10/05
  • メディア: CD
 

 

SURFACEとの再会は全くの偶然でした。学生オーケストラ最後の定期演奏会を終えて「いやー、もう楽器吹くことねーわ!解放された!」と解放感に浸りつつ、生活の中心がほとんどそっち側に行ってたのでなんとなく穴が開いたような気分になっていた2005年の12月。

 

いつもなら授業受けてるかバイトしてるか部活やってるかで絶対に家にいない時間帯。(余談なんですが、家から大学まで50分近くかかる道のりだったためバイト先も大学内の食堂にして、一日中大学にいる生活をずっと送ってました)

たまたま学校近くの彼女の家にいて、たまたまテレビつけてみたら、たまたまやってたのが『焼きたて!!ジャぱん』。

 

原作は読んでたので「お、アニメどんな感じなのかな」と注目してみるとすぐにEDへ。「あー、もう終わりか。エンディング曲は…曲は…あれ?この声聴いたことある、この曲調は身に覚えがある…サ、サ、SURFACEか!?もしかして…もしかして…やっぱりSURFACEかー!懐かしー!」

 

 

一気に昔の思い出が引き起こされ、気が付いた時には家に帰ってSURFACEのCDを漁ってました。当時買ったばかりのiPod nanoにすべてのCDを突っ込み、買い逃していた期間のCDもすぐさま購入。大学までの移動中は毎日SURFACEを聴きながら過ごす生活に変わりました。

 

それぐらい『Re:START』の威力は凄かった。勝手に離れたのは自分なのでこういう言い方はどうかとも少し思うのですがあえて言うと、「あの頃の大好きだったSURFACEがようやく帰ってきた!」という感じがしました。

    

揺ぎ無い想いを込めて
君へと送りつける「START」
僕の元に届いた文字は
「Re:START」ってなんか笑えた
 

  

この歌詞がまた何ともSURFACEらしい。好き。

 

 

 

そこから18th Single『FLY HIGH』 

FLY HIGH

FLY HIGH

  • アーティスト:surface
  • 発売日: 2005/11/23
  • メディア: CD
 

 

19th Single『ココロのつぼみ』 

ココロのつぼみ

ココロのつぼみ

  • アーティスト:surface
  • 発売日: 2006/03/08
  • メディア: CD
 

 

5th Album『resurface』。

resurface

resurface

  • アーティスト:surface
  • 発売日: 2006/04/26
  • メディア: CD
 

 

 「resurface」ツアーでは初の、そして待望の岡山でのライブもあり。

 

 

 

と、言いたかったのですが、ライブ当日に試験があるため行けなかったんですよね…。

何年か後、この日のライブがアンコール待ちで急に停電になり、真っ暗になった蒸し暑い地下のライブ会場で復旧までの間観客が合唱し続ける伝説のライブであった、というのを耳にして「うわー、行ってみたかった!」というのが半分、「初ライブがそんな過酷なの嫌だな…」が半分という複雑な気持ちでした。

 

 

この後、就職で香川に行くこととなり(当時、四国にはSURFACEがライブに来たことはなかったのと、職場の休みが月曜だったため)「あ、これはもうライブ行く機会はないのかもな、ライブというものには縁がなかったのかもしれない…」と。

 

まあ、でもライブに行くだけがファンじゃない、新曲が聴けるだけでいいや、活動してくれているだけでも嬉しいや、SURFACEファンの知り合いがいるわけでもなし、自分は自分のファン道を行こう。と自分を納得させていました。

 

 

 

20th Single『夢の続きへ』  

夢の続きへ

夢の続きへ

  • アーティスト:surface
  • 発売日: 2007/05/09
  • メディア: CD
 

 

21th Single『素直な虹/情熱マイソウル』 

素直な虹/情熱マイソウル

素直な虹/情熱マイソウル

  • アーティスト:surface
  • 発売日: 2008/04/30
  • メディア: CD
 

 

6th Album『Invitation No.6』。 

Invitation No.6

Invitation No.6

  • アーティスト:surface
  • 発売日: 2008/10/08
  • メディア: CD
 

 

相変わらず発売間隔はゆっくりですが、多分大人になって時間の流れの感じ方が変わったのと余裕ができたのとで、あまりその辺は気にならなくなってました。

 

『Invitation No.6』を聴きながら「あー、今回のアルバムもいいなぁ、特に『イッツオーライ』が好きだわ、アッパーな曲なのになんか聴いてて泣きそうになるな…」とか考えてました。

 

そしてこれも偶然なんですが(俺の人生偶然ばっかだな)、たまたま大阪に行く用事があり、その日がSURFACEライブツアー大阪の日でした。

 

「こんな機会そうそうないし、一度はライブというものを体験してみたいし、せっかくだし行ってみるか!」と悩みに悩んだ上、様々な言い訳をつけてライブチケットを購入したのがライブ4日前。今でも覚えてるんですけど、チケット購入したのは岡山駅前のローソン。ローソンまで来ておいて「買おうかしら、やっぱやめようかしら」とうろうろしてたら「早く買いなよ」と一緒にいた人にせかされた記憶が。優柔不断極まってました。

 

 

当日。2018年11月24日(月)。大阪BIG CAT。一人で参戦。

ライブ会場が4階で、そこから下へ下へと螺旋階段に沿って番号順に並んでいくんですが、はじめてなのでそんなこと知るわけもなくとりあえず会場の4階へ。そのまま並んでる最後尾まで下りて行こうと思ったらいつの間にか1階へ。これ上る必要なかったな…と思いつつ並ぶ。とにかく何もかもが初めての経験のため並んでる最中もずっとそわそわしてる。そわそわしすぎて人に電話かけてた。「あー、よかったねぇ」みたいな感じであしらわれた。

 

会場に入る際にドリンク代500円を差し出す。「あー、これが噂のドリンク代ってやつか!ちゃんと予習しておいたぜ!」と意気揚々と差し出す。…としたかったのだが、500円玉を用意するの忘れてて慌てた。会場は薄暗い。ステージにスポットが当たっている。「そうか、これがライブ会場なのか…」と感慨にふけりつつ、とりあえずどっかステージがちゃんと見れそうなところを探す。ほぼ最後尾だったためあんまり見えなくてもしょうがないかな、もう10cmほど背が高かったらよかったのにな、と思いつつちょうどよさそうな位置につく。たしか最後方の柵の前が空いてたのでそこに体を預ける感じで見てたと思う。

 

 ライブ開始。うおー、すげえ!これが生か!生の迫力か!あれが椎名さんと永谷さんか!すげえ!動いてる!しゃべってる!歌ってる!ギター弾いてる!聴き込んできた曲が目の前で生披露されてる!!!あ、『振り返らない君の涙を僕は忘れない』だ!『MAGIC of LOVE』だ!フリ全然わからん!『ゴーイング my 上へ』だ!PVのまんまの踊りだ!みんな踊ってる!すげえ!!『イッツオーライ』だ!!「この声はあなたの中で 何番目ですか」もちろん1番だ!!!!

 

一旦捌けてアンコール待ち。すげえ、これがライブか。めっちゃ体力いるな。でも楽しいな。アンコールって何曲あるのかな?何の曲やるのかな?『キミスター★』だー!!よくわかんないけどみんなジャンプしてるから俺もやっとこう!!!

 

 

終わった…終わってしまった…。なんかすげえ疲れたけどこの充実感はなんだ。そうか、ライブってこんなにも楽しいものだったのか。今まで行かず嫌いしてたのはもったいなかったかもな。とりあえずこれから友達と飲み行く予定があるので「ライブすごかったぜ!」って言ってやろう。

 

 

あー、ホントに楽しかった。

次のライブも絶対に行かなくちゃな!楽しみだぜ!

 

 

 

それから1年3か月後の2010年2月13日。その日は訪れます。

 

以下、次回。

SURFACEについて。3

この辺から駆け足になってきます。

 

9th Single『ボクハミタサレル』

ボクハミタサレル

ボクハミタサレル

  • アーティスト:SURFACE
  • 発売日: 2000/11/15
  • メディア: CD
 

 

 多分この頃だったと思うんですが、地方AMで「ヒッツ!本町倶楽部」というラジオ番組がありまして。この番組では毎回30分一組のアーティストを特集してくれるんですが、その番組でSURFACE特集が組まれるということをたまたま聞きつけました。しかも公開放送もあるという。

 

まだインターネットもそれほど普及していない時代、情報を得るにはテレビかラジオか音楽雑誌、岡山という僻地ではライブ開催もなく高校生という身分ではなかなか県外へも出れず。周りにSURFACEファンもいないのでいつも一人きり。そんな折に降って湧いたような話にすぐ飛びつきました。

 

公開放送の場所はOH!くんドーム。

いや、その頃はまだOH!くんドームではなかったか。

 

※「OH!くん」とは…岡山県民なら大体知ってる、岡山放送のマスコットキャラクター。

「OH!くんドーム」とはOH!くんの頭半分をすっぱりと斬って地面に設置した小型のドーム。元々、小さいドーム状の建物があったんですがそれに耳をつけて色塗ってそれっぽくしたものです。確かぶっかけうどんの「ふるいち」とか出店してたはず。

f:id:blue_surface:20201126152905j:plain

↑これです。(Wikiより)

 

「いやー、ほかのSURFACEファンの方みるの初めてだなー、公開放送ってどんな感じなんだろうなー、ないとは思うけどSURFACEファンの友達なんかもできたらうれしいんだけどなー」とウキウキしつつ向かいました。

 

で、到着。ドーム(と呼ぶには大分小さい建物)の中には四角に並べられた20脚くらいの椅子。そして一番奥の机にはラジオデッキがどんと置いてある。おい、まさか公開放送ってこれじゃねえよな…と思いつつ放送時間を待つ。

 

時間になる。ラジオデッキから放送が流れる。うわー、これかよ…。

 

 

30分後、そこにはとぼとぼと帰る一人の少年の姿が。

 

 

いや、あれなんだったんですかね…。なんかなんとも言えない気持ちになって帰ったのを覚えてます。あとそういや全く男性客がいなかった。

 

 

 

10th Single『.5(HALF)/about love』 

.5/about love

.5/about love

  • アーティスト:SURFACE
  • 発売日: 2001/03/14
  • メディア: CD
 

 

  11th Single『その先にあるもの』 

その先にあるもの

その先にあるもの

  • アーティスト:SURFACE
  • 発売日: 2001/05/23
  • メディア: CD
 

 

 3rd Album『ROOT』。 

ROOT

ROOT

  • アーティスト:SURFACE
  • 発売日: 2001/06/27
  • メディア: CD
 

 

 ここからちょっと飛ばして10th Singleから3rd Albumまで。

なんで飛ばすかというと、この年に浪人してあんまり心に余裕がなかったのでSURFACE関連で思い出せることが少ない、というのが一つ。ファンはファンのままだし、CDはもちろん買うけど、昔のように積極的に情報を集めようとはしなくなってました。

 

 

さて、「SURFACEのアルバムの中でまずどれをお勧めしますか?」と聞かれると自分は『Phase』を答えると思います。「では、次は?」と聞かれると「『Fate』でさらにSURFACEの世界観に嵌まり込んだところを、『ROOT』でガツンと頭を殴られてほしい」というと思います。

 

(あくまで自分の中での感想ですが)それまでのアルバム『Phase』『Fate』は同じ方向を向いてるアルバムでした。もちろんその方向が好きだったのでファンになったのですが。が、『ROOT』は前2枚のアルバムと何かが違う。何かが完全に振り切れている。1曲目『√』の冒頭、空き缶を蹴る音から始まって「お、『Phase』と同じはじまりじゃん」と思ったのも束の間、「あ、なんかこれは今までのと様子が違うぞ…?」と。なんか全体的に尖ってるんですよね。しかも尖ってるくせに完成度高い。そんなことが印象に残ってます。

 

 個人的に一番好きなとこは『Route3』のサビ、「不可能って思うから全部不可能なんだろう」の音が上がって下がって一つの大きな山を作ってるところ。

(というか『Route3』、浪人中なのにだらだらとしてた自分にとっては「例えばやりたいルートをAとしたなら 今の僕が辿る道はEないしFかG」とか「『明日こそは』なんて言って 早3日が過ぎた」とか歌詞がすげええぐられた記憶がある)

 

 

そして12th Single『as ever』 

as ever

as ever

  • アーティスト:SURFACE
  • 発売日: 2001/11/21
  • メディア: CD
 

 

13th Single『歌』 

歌

  • アーティスト:SURFACE
  • 発売日: 2002/07/31
  • メディア: CD
 

 

14th Single『NEWS』  

NEWS

NEWS

  • アーティスト:SURFACE
  • 発売日: 2003/03/05
  • メディア: CD
 

 

 

 

リアルタイムでSURFACEのCDを購入していたのはこの『NEWS』で一旦途切れてしまいます。理由はいろいろあるんですが、大きく言うと浪人から脱出し大学に入学したものの新しい生活になったせいかそっちの方で手一杯になってしまったこと。

 

また、何を考えてそうなったのか今でもよくわからないんですけど、今まで全くやったこともないくせに大学でオーケストラに入部してしまって(まだ「のだめカンタービレ」がブームになるよりだいぶ前の話です)。

 

オーボエという楽器を始めたのですが、初めて吹く楽器に苦労するは、クラシックなんてほとんど聞いたことないからさっぱりわからんわ、かと言ってやらないわけにはいかないので自分が吹く曲を空いた時間でウォークマンでひたすら聴き込むようにしてたら自然とSURFACE楽曲を聞く時間が減ってしまいました。

  

全部オケが悪い。いや、オケに入ったことは後悔はしてないんですが、入ったことでたぶん自分の人生は180度くらい方向性が変わったのかな、という思いはあります。良くも悪くもあの部に入ってなかったらこの人生は歩んでなかった気がする。

 

 

あと、この辺りのシングルは発売の間隔が長かったのも一つの原因ですかね。前も書いたんですが、今だったら5か月そこらだったら余裕で待てそうな感じですが、その時は5か月っていうのは長かった。焦れて、じれて、焦れるうちに少しずつ興味を失っていったというのもあります。

 

これがライブに参加したりしてたらまた違ったんでしょうけど、その頃はどうもライブというものに殆ど興味が持てなくて。ライブ見に行こうと思ったら隣県へ遠征するしかなかったし、それも面倒だし。なにより未知の世界過ぎて怖い。あと生演奏の良さがわかってなかったんでしょうね。あ、その点に関してはオケに入ったことで生演奏の良さを知ったのは良かったのかもしれません。オケは悪くない。

 

そしてもう一つ、その間にベストアルバムが出ちゃったのもあるかも。 

 

SURFACE

SURFACE

  • アーティスト:SURFACE
  • 発売日: 2001/12/19
  • メディア: CD
 

 

「あー、SURFACEもベストアルバムが出るくらいになったのか」と自分の中で一区切りがついてしまった、というのもあります。今だったら、そうは思わないんですがあの頃はそう考えてしまった。

 

 

 

ということで、ここで自分のSURFACEファン歴は一旦途切れます。

  

SURFACEと再会することになるのはここから約3年後、17th Single『Re:START』の時。SURFACEがレーベルを移籍してバンド名も新たに小文字の「surface」へリスタートした際に、自分のファン活動もリスタートするのでした。と、書くとなんか上手いこと言えた気分になる。 

 

以下、次回。

アイカツはじめました。

「私の熱いアイドル活動!『アイカツ!』  はじまります!」

 

 

 

ということで『アイカツ!』です。

ちょうど昨日1stシーズン(全50話)を見終わったので感想などを。

 

 

★『アイカツ!』あらすじ
弁当屋の娘である中学1年生の星宮いちごは、弟のらいちが大ファンのトップアイドル神崎美月のコンサートチケットを手に入れるため、親友でアイドル好きの霧矢あおいを頼る。あおいのツテでチケットを手に入れた3人はコンサートへ行き、その魅力にいちごは人生初の衝撃を受けた。そんな折、あおいが美月も通う名門アイドル養成校「スターライト学園」で編入試験が行われることを知り、一緒に受けるよういちごを誘う。これといった夢や目標の無かったいちごは母親の後押しもあり受験を決意、いちごはパフォーマンスが、あおいは筆記試験が特に評価され、2人はスターライト学園に編入した。 (以上、Wikipediaより抜粋)

 

 

 

 

 

 数か月前ですかね、Twitterトレンドに『Take Me Higher』の文字が踊り出ました。「ああ、あれでしょ、V6の曲でしょ」と思ったらそうではなくTVアニメ『アイカツ!』の曲とのこと。普通の人なら「あーそっか」で終わるところなんですが、SURFACEクラスタである自分は違う、『アイカツ!』で『Take Me Higher』といえばSURFACEが誇る名ギタリスト、永谷喬夫御大の作曲じゃねーか!

 

SURFACEが解散していた2010年から2018年の間、SURFACEのギター永谷喬夫さんはほぼ表舞台には出ず楽曲提供、という形で様々な作品に作曲していました。詳しくは昔、永谷喬夫作曲集というツイートをしたのでこちらから。

 

 

 

一応、これによると『アイカツ!』関連の中で永谷さんが作曲されてるのは

Take Me Higher

『アラビアンロマンス』

『笑顔のSuncatcher』

『約束カラット』

『未来トランジット』

『RED MOUNTAIN』の6曲。

 

この作曲集リストを作る際に大体の曲は入手しており、もちろん『アイカツ!』の6曲も入手して聴いていました。でも、曲を聴くだけでさすがにアニメまで手を出してみようとは思っておらず。「だって400話近くあるんでしょ?1日1話見ても、1年以上かかるじゃねーか、無理無理!」と。あとどこで見たらいいかもわかりませんでしたし。

 

 

 が、去年dアニメストアに入会し。

 

  

  

 

アイカツ!』見始めることとなりました。そして1話感想。 

 

 

 

いや、ホント。なんて言ったらいいかわからないがCGが…。もしかしてずっとこんな感じなのか?これで永谷さんの曲を見るのは逆にショックかもな…。と思っていたのですが、CG自体は話数を重ねるごとにどんどん進化していくので大丈夫!とのアドバイスを受けたのでそのまま見続けることにしました。

 

楽曲から、しかも特定の人物の作曲した楽曲の使われ方が気になるので見始めた、というかなり特殊な入り方のため、「まあ何話か見てあまり興味が持てないようだったら永谷さん曲が出てくるまで倍速モードで見るか最悪そこまで飛ばすか…」と少し失礼な考えもしていたのですが。

 

 

 

 

 

 

結果。

いや、これ面白いわ。女児アニメ舐めてたわ、すいません。

 

 

 まず、主人公がいい。

スター宮…もとい星宮いちご。おしゃもじをマイクに持ち替えた少女。天然かつ行動派で、前向きながんばり屋。興味がある物には手が早い。こういう「天然」「行動派」なキャラはその性格が災いして得てして悪いトラブルを引き起こしがちで、そのトラブルを自ら(もしくは人の手を借りて)解決して一件落着、という形の話がままあるのだが、『アイカツ!』でそれはない。キャラの性格がストーリーを悪い方向に動かすのではなく、すべてをいい方向へ動かしていく。

 

脇を固めるキャラ達も、いちごの親友でありアイドル同期であり「自称『いちごのファン1号(今気づいたけど韻踏んでるなこれ)』」霧矢あおいや、様々なアイドル、サブキャラに至るまで「悪役」というキャラがいない。(個人的にはあおいとジョニー先生が好きです)

 

というか、『アイカツ!』の世界自体が優しい世界なんですよね。こんだけキャラがいたら一人くらいは嫉妬で何か悪い行動を起こしたりとかしそうなんですが、それがない。すべてのキャラに悪意はなく、ポジティブ思考で前に進み、壁にぶち当たり挫折することはあれど必ずそれを乗り越える。

 

「夕方6時台のアニメだからって油断しないぞ、俺は『無限のリヴァイアス』をリアルタイムで見た世代なんだ…」と思って穿って見てた自分が恥ずかしい。

 

エレベーターがなければ崖を登る。クリスマスツリーがなければ山で大木を斧で伐採する。すべてはアイドル活動、略してアイカツ。全部「アイ!カツ!」の掛け声の名の下にすべてを力業でぶん投げてる気もするがまたそれもいい。

 

あとほとんどの話が1話完結、大体が単独した話なので「続きの話が気になる…見ないと…でも時間が…」なんて気分的に急かされずにゆっくり見れることもまたいい。(一度だけ『STAR☆ANISスターアニス)』結成時に9人だったはずなのに、その話のEDが8人で歌ってて「え、1人足りないんだけど…なんかここから修羅場あるの…?」と心配になったがそんなことはなかった)

 

まさに30分でできる、見るデトックス。 

 

 

 

とは言え、それを50話重ねるとそれだけの物語それだけの想いが重なる訳で。50話途中での学園長の言葉「いちごちゃんにかかわる人たちは応援している、応援したくなるのよ…私もね」に深くうんうんと頷き、まさに視聴者の想いを代弁した発言だな…とか考えつつ。

 

というか47話『レジェンドアイドル・マスカレード』辺りからの「そろそろクライマックスが来るぞ…!」感がすごい。47話・仮面アイドルマスカレードミヤの正体は。48話・親子で崖を上るアイカツ、49話・スターライトクイーンカップ開催、1stシーズン最終50話・スターライトクイーンカップ決勝、そして…旅立ち。

 

 

特に50話。

 

 

 

あおいが!!!あおいが!!!!!

 

ネタバレ承知で書くんですが、49話ラストでスターライトクイーンカップ決勝に進出することとなったいちごに、頑張ったご褒美にパフェを渡そう!と食堂へ行ったあおいは親友のいちごがスターライト学園を退学することを、運命のいたずらか本人の口からではなくかえでから聞かされてしまう(もちろんいちごは何度か話そうとしていたが運悪くタイミングが重ならなかった、という伏線もありつつ)。

というか、いちごの退学はそれまでストーリーの中でも出てこず、視聴者もあおいと同じタイミングで初めて知ることとなるのでショックはホントにでかい。ここの時点で感受性が高い視聴者の一部はあおいへの共感がはじまっているだろう。

 

そして50話。かえでから退学の件を聞かされて普通ならショックを受けて「なんで私に言ってくれないの!?」とか叫んだりしそうなところを、あおいは「いちごが決めたことだから」と心の中に飲み込む。

 

いちごと合流した後も退学を知ってしまったことを悟られないように笑顔を作り(ちゃんといちごの口から話を聞きたいので)、いちごから学園を退学してアメリカへ留学すると聞かされた後も号泣するおとめを逆に諭したり、と親友のことを一番に思って、ファン1号だからこそ快く送り出してあげたいと笑顔を絶やさないところとか!旅立ついちごを見送るために、いちご・あおい・蘭の『ソレイユ』の3人でわちゃわちゃしてるところはあえて無声でバックに流れるのは「カレンダーガール」!!

 

他にも学園の門を出るまでいちごとずっと手を繋いでるとか、バスまで走ってる時にいちごにばれないように一瞬悲しげな表情になって風に流れていく一筋の涙とか、バスの中で表情を悟られないようにずっと外側向いてるとか、もう一つ一つの動作すべてが!!

 

 

そして最後の、蘭に「もういいんじゃないか、我慢しなくて」と言われた後の笑顔から泣き顔に変わるこの表情の変化がまた!!もうなにこの健気な子!あれだぜ、今書きながら昨日見たのを思い出して泣きそうだぜ!!え?気持ち悪いって?うるせー、ばーか!それだけ良かったんだよ!!僕、あおい姐さんのファンになります!(らいち感)

 

 

ていうかここで神曲『カレンダーガール』をフルで持ってくる采配!!!こんなの泣くなって方が無理な話だわ!!!!


TVアニメ『アイカツ!』EDテーマ「カレンダーガール」ノンクレジット映像

 

 

 

 

 

 

最高の50話でした。これからも見るわ。

 

 

 

 

で、肝心な永谷さんの曲が50話までで使われたのは、今のとこ『Take Me Higher』だけなんですよね。もうあおいが尊すぎて完全に永谷さんのことが頭から吹っ飛んでたわ。ほかの曲がいつ頃流れるかは全然知らないので(ネタバレを避けようと情報を見ないようにしている)、それも楽しみに見ていこうと思います。

 

 

 

 

そういや冒頭に 「私の熱いアイドル活動!『アイカツ!』はじまります!」 と書いたんですが、これは毎回アニメ冒頭でいちごが言うセリフで本来は 「私の熱いアイドル活動!『アイカツ!』はじまります!フフッヒ」 なんですね。「フフッヒ」ってなんだ。いや、検索したらそう書いてあったんですよね…。

 

でも確かに言われてみるとそうとしか聞こえなくなってくる。あと、これ一回撮ったものをそのまま毎回流してるもんだとてっきり思ってたんですが、まさかの毎回収録だったらしい。確かによく聞くと毎回ちょっとずつ違うわ…!!

 
アイカツ!フフッヒ♪集

 

 

 

 

というわけで新たなアイカツおじさん誕生のお話でした。フフッヒ

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