blue_surface’s blog

なかなか更新されないブログです。漫画大好き。

ドラマ『ハコヅメ』と原作『ハコヅメ』との検証・比較。

タイトルの通りです。

 去年の年末にTVerでドラマ『ハコヅメ』が一挙放送されていたので、実は本放送の時にやろうかなと思っていたことをやってみました。(多分去年の10月くらいに言ってたことです)

 

 ざっと見直しただけなので、いろいろと抜けがあるかもしれませんがご容赦を。自分の為のメモみたいな感じで作成しているので。

 

 

ドラマ第1話。新米×元刑事の最強交番女子ペア誕生!
 意外と知らない超リアルお巡りさん物語

冒頭、川合がひったくりを捕まえるために全力疾走。

原作第8話『ランナーズ・ハイ』(第1巻)

 

藤の赴任。

原作第1話『アンボックス(ハコから逃げろ)』(第1巻)

 

車と接触した空き巣が藤に逮捕される~空き巣の取り調べ。

原作第1話『アンボックス(ハコから逃げろ)』(第1巻)

 

交通取り締まり中に「どうせ来るならクソ野郎」。

原作第2話『サンドバッグ』(第1巻)

 

天井に忍者がいると通報してきた認知症の疑いがある老人。

原作第18話『UFO』(第3巻)

 

南の空にUFOのようなモノが見えたとの通報。

原作第18話『UFO』(第3巻)

 

署長のお誕生日(定年)を祝うための通常点検。

原作第50話『笑ってはいけないお誕生日会』(第6巻)

原作との変更点

・ドラマでは伊賀崎が署長の横につくが、原作では不在。

・手錠を署長の前に投げてしまうのは、ドラマでは川合だが原作では牧高。

・原作では副署長の頭に山田が顔をぶつけて盛大に鼻血を出す。

・ドラマでは定年まではまだ1年あるという間違いだったが、原作ではペットのポチの誕生日だった。

 

藤・川合・牧高による女子会。

原作第30話『警察女子会』(第4巻)

原作との変更点

・本来はカナを含めた4人での女子会。

※カナ(黒田カナ)
 生活安全課所属の巡査長であり山田・牧高の同期。潜入・尾行等を行う秘匿捜査官。原作では4巻より登場。『ハコヅメ別章 アンボックス』の主人公。ただしドラマには登場せず。

・高級な日本酒『松祭』が河合の父親からの差し入れになっている

 ⇒原作では交通課のトドちゃん実家の酒造からの差し入れ

※交通課のトドちゃん(轟)
 藤・源の同期で本名は『轟』。交通課に在職中、昔からの夢であった白バイでのマラソン先導を担当した後退職し、家業の酒造会社を継いだ。ドラマには登場せず。

 

源ペアと藤ペアがサイレンを鳴らしながらパトカーで追跡中に無線でのやり取り。

原作第73話『マチヤマックス~田舎のデスロード~』(第9巻)

 

狂言自殺の通報をする坂本太郎~数度の通報があり実際に自殺が行われたところを救助。

原作第18話『UFO』(第3巻)

原作との変更点

・最初説教をしたのはドラマでは川合だが原作では藤。

(ドラマでは藤が赴任する前より何度か通報があり川合が面識があったため)

・自殺するのを止めた後、ドラマでは川合がショックを受け病院に一晩泊って坂本の様子を見るという場面があるが、原作ではその後の展開は特になしで終了する。

 

 

 

ドラマ第2話。交番女子ペア始動!
 犯人尾行でラブホに潜入!? 涙のガサ入れ

川合、一人で校内パトロール中に警察校歌を歌う~学校荒し逮捕。

原作第9話『深夜のパトロール』(第2巻)

 

山田、警察学校で石投げられる。

原作第10話『VS.チカン』(第2巻)

 

川合・源、藤・山田でカップルに扮してラブホ潜入。

原作第12話『尾行選手権』(第2巻)

 

自宅で亡くなった老人の検視。

原作第6話『遺体は語る』(第1話)

 

空き巣事件被疑者アパートのガサ入れ。

原作第45話『セーグのミカタ』(第6巻)

原作との変更点

・ドラマでは川合に下着の一枚一枚まで広げて盗品がないか調べるように指示されるが、原作では川合が下着ケースの奥から出てきた性具が何かわからずスイッチを入れてしまう。

 

 

 

ドラマ第3話。新米交番女子の初手柄!?
 超独特な犯人の似顔絵で捜査が動く

術科訓練での手加減の話。

原作第51話『手心と親心』(第6巻)

 

振り込め詐欺の注意喚起のチラシで川合が伊賀崎の絵を描く。

原作第19話『大麻と似顔絵』(第3巻)

原作との変更点

・原作では交番のミニ広報誌に描いた。(一コマのみ)

 

源を指名する万引き犯~孫を連れてきて説得。

原作第5話『エース登場!』

原作との変更点

・原作では源の初登場回。

 

振り込め詐欺を逮捕。

原作第113話『STOP! 無限ループ』(第13巻)

原作との変更点

・ドラマでは実際に犯人が逮捕されるが、原作では孫が祖母を心配した狂言だった。

・ドラマで対応するのは川合・藤のペアだが、原作では川合・如月のペア。

※如月(如月昌也)
 巡査部長。藤の幼馴染で「AV8段」と称される、捜査二係の巡査部長(ただしこの時点ではまだ異動前)。異動の際は忘年会での下ネタ芸が原因の左遷という噂が立った。ドラマには登場せず。

 

再現人形を修繕しながら、山田から警察官の『覚悟』の話をされる。

原作第21話『再現人形』(第3巻)

原作第59話『正義のジンクス』(第7巻)

原作との変更点

・再現人形の修繕と山田の『覚悟』の話は原作では別々である。

 

男子高校生の協力により川合が似顔絵を描く。

原作第20話『似顔絵狂騒録』(第3巻)

 

川合・藤ともに特別捜査本部に配属。

原作第22話『捜査一課』(第3巻)

 

 

 

ドラマ第4話。交番女子、強面だらけの特捜本部に参戦!!
 ついに犯人逮捕へ

汗臭い刑事課。

原作第35話『地獄はなぜ暑い』(第4巻)

 

川合・山田が二人で防犯カメラをひたすら見る。

藤・源が安田の家前で車内張り込みをする。

原作第22話『捜査一課』(第3巻)

 

女子仮眠室のシングルベッドに、藤と牧高の間に川合が入り三人で仮眠をとる。

原作第19話『大麻と似顔絵』(第3巻)

 

布団からいろんなオッサンのにおいがする男子仮眠室。

原作第76話『オッサンに包まれたなら』(第9巻)

 

川合が性犯罪被害者女性の家に足しげく通い、ようやく捜査協力を得られる。

原作第23話『勝負は一瞬』(第3巻)

原作との変更点

・ドラマでは(最初の聴取失敗から全て)川合だが、原作では牧高。

 

塾帰りの女子高生を狙った安田大二郎ほか1名を壁ドン逮捕。

原作第23話『勝負は一瞬』(第3巻)

原作との変更点

・ドラマではもう一人の犯人(塩山)の詳細は明かされなかったが、原作では既婚者で子持ちでありその後の顛末も明かされている。

 

藤と川合のマッサージ。

原作第35話『地獄はなぜ暑い』(第4巻)

 

 

 

ドラマ第5話。交番女子の初恋&合コン大作戦!
 デート中に緊急事態発生!?

藤・川合とIT関係、源・山田と看護師の合コン。

原作第14話『合コン狂騒曲』(第2巻)

 

川合が消防署員に一目ぼれする。

原作第67話『ハートの火を消して』(第8巻)

 

人工呼吸で川合ファーストキス。

原作第78話『ファースト水難訓練』(第9巻)

 

職場の人が来ない飲み屋に行こうとする河合と牧高だが、そこに山賊襲来。

原作第46話『腹スメント』(第6巻)

原作との変更点

・原作では牧高と飲みに行こうとするのはカナ。

 

認知症の老人とそれを介護する奥さんの話。

原作第92話『あきらめの一線』(第11巻)

原作との変更点

・ドラマでは温泉旅行に出かける夫婦を見た川合が心中に気づくが、原作では家の様子を見た藤が気付く。

・ドラマではケアマネの長山さんが未登場。

 

 

 

ドラマ第6話。新米交番女子の涙
 突然奪われた命に最強ペアの絆が揺らぐ    

メンタルヘルス研修。

原作第62話『メンタル地獄(ヘル)ス』(第7巻)

原作との変更点

・ドラマでは伊賀崎がメンタルヘルス講習を行うが、原作では副署長とメンタルヘルス講師が講習を行う。

 

交番に免許返納に来る老人と、免許更新に来る老人。

交通課宮原部長初登場回。

原作第27話『トラウマ』(第4巻)

 

神社に現れるチェンソーマン。

原作第66話『神社 OF THE DEAD』(第8巻)

 

刑事課から河合に似顔絵捜査の依頼があり、似顔絵によって被害者が務める会社の取引先だった犯人を逮捕。

原作第52話『似顔絵ソウル』(第6巻)

 

交通事故で、道路に落ちているタオルケットの中身が赤ちゃんだった。

原作第27話『トラウマ』(第4巻)

原作との変更点

・事故の衝撃で車外にタオルケットごと放り出された(ドラマではここまで)あと、原作ではそのタオルケットは後続車にひかれている。

 

痴話げんかで女性が包丁を隠し持っていた。

原作第16話『筋肉バカ』(第2巻)

原作との変更点

・ドラマでは夫婦間の争いを止めるために対応したのは藤・伊賀崎であったが、原作では繁華街でのカップルのけんかを止めるために対応したのは川合・敷根・川合の警察学校の先輩のトリオ。包丁を見つけ出したのはたまたま通りかかった副署長夫婦。

※敷根
 川合の二期上の代で別の交番に勤務する巡査。警察の権力を笠に着るタイプでトラブルも多い人物。ドラマには登場せず。

 

山田が鑑識に移動で刑事課が「センチメンタル刑事」モード。

原作第84話『センチメンタル刑事』(第10巻)

 

警察官募集のパンフレットと同じポーズをしてしまう。

原作第1話『アンボックス(ハコから逃げろ)』

 

女子小学生「女のおまわりさんてどういう仕事なの?」

藤「正義の味方だし、概ねプリキュア

原作第49話『現場のプリキュア』(第6巻)

原作との変更点

・原作では、これに加え川合の「どちらかといえば藤部長は、プリキュアの敵の女っぽい」の台詞もある。

 

暴走する車から子供を守った川合。

原作第49話『現場のプリキュア』(第6巻)

原作との変更点

・ドラマでは事故を起こした運転手に対しての説教を伊賀崎が行うが、原作では藤と宮原部長の二人で行う。

 

 

 

ドラマ第7話。ついに明かされる謎!
 署最大の未解決事件と交番女子の秘密

山田が警察手帳をなくす。

原作第25話『警察手帳』(第3巻)

 

事件が重なって妻の出産の立ち合いに行けない伊賀崎。

原作第72話『変態に立ち会い』(第9巻)

原作との変更点

・ドラマでは伊賀崎だが、原作では那須部長。

那須部長
 原作では刑事課捜査一係で牧高とペアを組む巡査部長。ドラマでは牧高とペアを組むのは新任の鈴木敦(ドラマオリジナルキャラ)であり、今回の出産の件も伊賀崎ハコ長に役割が交代したため、ドラマには登場せず。

 

「パンティ」「ショーツ」呼称問題。

原作第37話『睨む大捜査線』(第5巻)

 

若者に卵を投げつけられる。

原作第57話『公妨で攻防』(第7巻)

 

桜がひき逃げにあう回想シーン。

原作第95話『同期の桜2』(第11巻)

原作との変更点

・ひき逃げ時に一緒にいたのはドラマでは伊賀崎だが、原作では鬼瓦。

※鬼瓦(鬼瓦京子)
 藤や山田の警察学校時代の教官であり、その後は町山交番所に異動。町山署副署長の妻であり宮原の同期。ドラマには登場せず。

・事故現場に臨場したのは原作では宮原と轟だが、ドラマは伊賀崎のみ。

 

源の依頼で似顔絵特訓と称して警察OBを呼ぶ。

原作第94話『誰が為に描く』(第11巻)

 

警察学校の卒業式で、同期4人で髪を伸ばして女子同期会をしようと桜が提案する。

原作 特別編『同期の桜1』(第10巻)

 

河合がおとり捜査要員だったことを源・山田が話しているのを聞いてしまう。

原作第94話『誰が為に描く』(第11巻)

原作との変更点

・原作では源・宮原とのいざこざのあと、宮原から直接聞く。

 

 

 

ドラマ第8話。藤さんには私がついてます!
 新米交番女子の覚悟とペアの絆

・潜入捜査に入ったレストランで鉢合わせしてしまう。

原作第106話『ピョンピョン捜査』(第12巻)

原作との変更点

・原作では藤と伊賀崎のペアが潜入捜査に入るが、原作ではカナと服部のペアが潜入捜査に入る。

※服部
 藤・源の同期で本部で風俗事件を担当している。「デリヘル刑事」の異名を持つ敏腕で、今回の事件がきっかけで源と一緒に来てた女性と付き合うことになる。ドラマには登場せず。

 

藤が女性被疑者の公妨事案で負傷。

原作第89話『いつも畏敬の念を』(第11巻)

 

誰かが何かするかもしれないからレッドランで管内から追い出すぞ作戦。

原作第71話『女性警察官の矜持』(第8巻)

 

銃を持った犯人を追い詰める際、うまく使えなくて河合がストラップになる。

原作第42話『発砲ふさがり』(第5巻)

 

守護天使の似顔絵特訓再開。うまく描ける。

原作第97話『希望の一枚』(第11巻)

 

副署長の号令で県下全署に守護天使の似顔絵を流す。

原作第97話『希望の一枚』(第11巻)

原作との変更点

・ドラマでは副署長の号令だが、原作では秀山課長が行う。

※秀山課長
 宮原との同期で交通課長の警部であり、藤や山田の警察学校時代の教官。ドラマには登場せず。

 

 

 

 

ドラマ第9話。あなたがいるから頑張れる
 交番女子が起こす最後の奇跡!!    

源と藤の小芝居で鑑識作業。

原作第47話『鑑識の常識』(第6巻)

原作との変更点

・ドラマでは川合と伊賀崎が見学だが、原作では川合と山田が見学する。

・ドラマでは二人で指紋を発見するが、原作では指紋を発見できず南係長に頼る。

※南係長
 鑑識係の係長。写真撮影に関してはプロ級で、女性警察官が警察手帳の写真を用意する際の専属カメラマンとなっている。ドラマには登場せず。

 

源のルーティーン→コーヒーをスーツにこぼす→車をこする。

原作第99話『いざ、聴取へ』(第12巻)

原作との変更点

・ドラマでは源と川合のペアだが、原作では上杉も一緒に向かう。

※上杉
 敷根(ドラマ未登場)と同期。当初は留置係勤務だったが、後に刑事課鑑識へ異動した巡査(この話の時点ですでに異動している)。ドラマには登場せず。

 

スーツをダメにした源が警察マスコットTシャツを着る。

原作第100話『おとうさんといっしょ』(第12巻)

原作との変更点

・ドラマではTシャツを車の中から取り出すが、原作では近くの駐在所(源の父が勤務している)で着替える。

※源の父
 戸成南駐在所勤務。息子・誠二と同じく人たらしで、相手が何でも話したくなってしまうような雰囲気を持ち、受け持ちの駐在所では誠二同様にファンを獲得している。ドラマには登場せず。

 

守護天使が事故車両が置いてある現場より逃走。

原作第101話『怪しすぎた男』(第12巻)

 

守護天使、逮捕。

原作第102話『山の奥でつかまえて』(第12巻)

原作との変更点

・ドラマでは藤・山田・伊賀崎のトリオが追い詰め、逮捕現場には源・川合も到着するが、原作では宮原が単独で逮捕。

守護天使の話は原作とドラマでだいぶ伏線なども違うのでぜひ原作を。

 

逮捕後のお祝いで「松祭」を飲みながら女子会。

原作第103話『同期の桜3』(第12巻)

原作との変更点

・ドラマでは藤・松島・桃木・桜の4人だが、原作ではこれに鬼瓦も一緒にいる。

 

桜の辞職を止める。

原作第104話『同期の桜4』(第12巻)

原作との変更点

・川合の愚痴に見せかけた引き留めを別部屋で聞くのは、ドラマでは桜と伊賀崎だが原作では桜と副署長。

 

お犬様の話(ドラマでは話題のみ)。

原作第7話『拝啓お犬様』(第1巻)

 

 

 

 以上、ドラマ全9話分に対応する原作の話をあてはめてみました。最初にも書いたのですが、年末TVer無料配信があった時にざっと見直しただけなので、抜けがあるかもしれません多分ある。なにかありましたら追記させて頂きたいと思います。