2021年に自分が購入した漫画について総評というか、うだうだいうだけのブログ記事です。思いついたことを思いついたまま書くので、月によってはあっさりです。
1月。
ごほうびごはん』13巻。
漫画内でコロナの影響をどうするかってのは分かれるところですが、この漫画では取り入れてますね。表紙でマスクしてますし。コロナ終わったら「こういう時期もあったねー」と笑い話になるんでしょうか。いや、ならないと困るけど。
そして、まさかドラマ化するとは思ってなかった。1巻からずっと買い続けてる漫画なので、メディア化するとやっぱうれしいですね。
『マテリアル・パズル~神無き世界の魔法使い~』7巻。
グリンいよいよ復活するし、かつての敵たちの魔法がどんどん再登場するし、かと思ったらかつての敵キャラが味方として参戦するし(ていうかチョーさん!!)、もう熱い展開てんこ盛りだな!!と思ってたら最後のジール・ボーイ登場に全部持ってかれた。激熱。
『俺の拳に砕けぬものはない』
2月。
『SHIORI EXPERIENCE~ジミなわたしとヘンなおじさん~』16巻。
ジミヘンは毎巻毎巻、前巻を超えた衝撃を持ってくるよな…。
個人的にはガーターキーが仕事を辞める場面が好きです。
3月。
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』1~5巻。
ついに買ってしまった…。今年のまとめ買いその1。
ずーっと気になってはいたのですが、なかなか手を出さなくて。なぜかというと、こういう人数いっぱい出ることが最初から確定してる系の漫画ってよっぽどのことがないとぐだぐだになって打ち切り…みたいな流れが多い気がして。
もちろん、打ち切りだとしてもきれいにまとめてくれれば何の問題もないんですが、大体「俺たちの戦いはこれからだ!」とか「オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな、この果てしなく遠い男坂をよ…」的なお茶を濁すのが多い気がします。
その点で言うと、とよ田みのる先生の『友達100人できるかな』は最高ですね。風呂敷の畳み方が最高すぎる。これは全人類読むべき。椎名さんのビンタに感動するべき。
ああ、話が逸れましたね。
そんな感じで毎週ヤンジャン本誌では楽しみにしつつ手を出そうかどうか迷ってたんですが、まあ5巻まで続いたしそろそろいいかなと。というか、彼女が増えてくるごとに面白さの組み合わせが増えてきて、こりゃ我慢できないな!ということで手を出したわけです。
個人的には羽香里とナディーと紅葉が好きです。
『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』16巻。
帯に「小学館漫画賞受賞」の文字が。
そうなんすよね、掲載紙がモーニングなので講談社なんですよね。なのに小学館の賞を受賞。すげえな。そしてハコヅメの快進撃はまだまだ続く。
『ここだけのふたり』1~10巻。
昔、友達に教えてもらって読んだ漫画で面白かったのでそのうち買おうかなと思ううちに幾星霜。教えてもらった時点でも、もう最初の方の巻は手に入りにくくてやめたんだっけ?何しろ連載開始が1989年。
ツイートでも書いたんですが、基本電子にはほぼ手を出さないんですが今回は10冊まとめて約700円という格安な値段だったのと、これを逃したら次はいつ手に入るかわからない(紙書籍の入手は絶望的)ということでの購入でした。
最終巻ははじめて読んだんですが、主人公夫妻の名前がようやく判明。というか、9巻まで主人公が名前なしで連載してたってのがすごいな(ずっと「夫」「妻」と呼ばれてた)。
4月。
『疑似ハーレム』6巻。
Twitterからはじまり、ゲッサンに連載された漫画も6巻で終了。前作のゲッサンで連載されていた『月曜日は2限から』の時からいいなーと思ってたので今回は1巻から発売ごとに購入。連載お疲れさまでした。次回の連載も楽しみにしています。
なのですが、斉藤ゆう先生のTwitterが最終巻発売の頃からずっと止まってるのが気になるんだよな、大丈夫かな…。
5月。
『モノローグ書店街』。
『中央モノローグ線』からはじまるモノローグ3部作のコンセプトをそのまま引き継いだ、それぞれ違う書店で働く10人の書店員のモノローグで構成された4コマ漫画。それぞれの話だけでも面白いんですが、最終的にだんだんと物語同士が絡み合っていく様は見事というしかない。
個人的にモノローグシリーズで一番好きです。
『デーリィズ』1巻。
たまたまネットで試し読みができる期間があって、なんとなしに読んでみたらはまってしまった。『重装騎士おもいだせ騎士(ナイト)』で完全にやられた。
「重装騎士おもいだせ騎士は思い出せないことを得意の投げ槍でかき消してくれるのだ」「解説がはじまった!!」
『映画大好きポンポさん3』。
いわずと知れたポンポさんシリーズ本編第3弾にして最終章。今までの「1」「2」「フランちゃん」「カーナちゃん」「オムニバス」のキャラが総出演のお祭り感満載でありながら、やっぱり本質は想像の狂気。だがそれがいい。ポンポさんシリーズどれも最高なんですが、まさに総決算、って感じで最高でした。
ちなみに「3」の発売直後にコロナのせいで延期延期が続いていたポンポさんの映画がようやく公開されました。上映期間中の前半と後半で2種類の描き下ろし漫画がもらえるということでもちろん2回見に行きました。本当はもっと見に行きたかったんですけど、まだコロナがねぇ…。
いやー、これホント「3」までどうにか映画化してくんねえかな。
ポンポさん2回目も最高でした。
— 天野 (@blue_surface) 2021年6月12日
パンフレットも買えたし、特典描き下ろし漫画も前後編揃った。
3回目行くのもアリだな…。いや、これは本当にお薦めできる映画。
あとマジでポンポさん2もやってくんないかな。 pic.twitter.com/SewdfeUfGN
6月。
『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』17巻。
『ハコヅメ別章 アンボックス』。
ついにきましたね。『楽しいことは何も出てこないので、目にしたくない方が飛ばしやすいようにタイトルを変えました。』と書かれわざわざタイトルまで変更したこれが。
一応、話の筋としては『アンボックス』を読まなくても『ハコヅメ』17巻から18巻へといけるとのことですが、いやいやいきなり登場人物何人か消えてたらビビるだろ。
17巻途中からずっと不穏な雰囲気が出てきててはいたのですが、それが一気に『アンボックス』1話で噴出したな、というか1話目からとんでもない裏設定ぶち込んできたな!とか毎週読んでたんですが、まさかこう着地するとは思ってもみませんでした。
あまりにも衝撃的過ぎてそのままの勢いでブログ書きましたしね。
そして、またハコヅメ17巻とアンボックスの表紙が繋がってるのがいいんですよね。これにはグッと来た。
ちなみにそんなハコヅメ17巻とアンボックスが発売されたのが6月末。7月からは待望のドラマ『ハコヅメ』がはじまりました。ドラマ、本編のいいところをうまく抽出して組み合わせて、キャスト陣も(一部除いて)原作に忠実だし、いいドラマだったなとは思うのですがいまだにカナが出てこなかったことだけは絶許。
というか、ドラマから入った人は直前に出た新刊を見てどう思ったんだろう。ドラマで全カットされたキャラクターが主役で表紙で。タイミング…。
7月。
『魔入りました!入間くん』 13~15巻。
『魔入りました!入間くん 』16~18巻。
『魔入りました!入間くん 』19~22巻。
まとめ買いした漫画その2。こちらもずーっと長いこと気になっていた漫画。
ずっとチャンピオン本誌では読んでいたのですが、最初に「お!いいな!」と思ったのはやはり『王の教室(ロイヤル・ワン)』編。悪イルマかっこよすぎだろ。この時点で、自分の中の「そのうちまとめ買いするリスト」には入っていたのですが、そこからが長かった。次に「いいな!」と思ったのは『収穫祭』編。バチコ師匠との特訓からの新武器顕現のシーンは震えた。そしてなんといっても『音楽祭』編。増ページの上、1話丸々使った「リリス・カーペット」は圧巻。
「さすがにそろそろ買わねば…!」と思ったところに入間くんアニメ第2期での『王の教室』編。そりゃ買いますよね。
購入にあたって、今回は1回に3冊ずつという上限を決めました(最後だけ4冊ですが)。なぜかというと、一気に買うと一気に読んでしまうため。一気に読むのもそれはそれで面白いんですが、できれば今回は1巻1巻読んだ後に味わいをかみしめて何回か読み返してから次に進む、ということがやりたかったので。
8月。
『ポンコツちゃん検証中』10巻。
週刊少年サンデーで連載されていた福地翼先生『ポンコツちゃん検証中』が10巻で終了。『ポンコツちゃん検証中』ももちろん面白かったんですが、それよりなにより福地先生が週刊連載を無事に終えられたことが最高でした。
もともと『うえきの法則』からのファンで『うえき』が途中から物語のスピードが加速して「あれ?これもしかして打ち切りフラグ立ってないか?」と思いつつもスピードが加速するにつれ更に面白くなってくるのでわくわくが止められず。16巻で完結後、最終巻の帯でアニメ化が発表された際には「このタイミングかよ!すげえな!!!」と思わず叫んでしまいました。
アニメ化に併せて開始されたうえきの法則の次シリーズ『うえきの法則+』。が、しかし。ここで福地先生の体調不良による長期休載。どうにか復帰されたものの『うえき+』は5巻で終了。
次の連載は月刊誌・週刊少年サンデー超にて『タッコク』。これがまた面白かった。こちらは無事に6巻完結。
そして週刊少年サンデーへカムバック。『アナグルモール』連載。が、しかしまたしても体調不良による長期休載。2回目だし週刊連載はやっぱきついのかな…帰ってきてもらえると嬉しいけど無理はしないでほしいな…と思いつつ約1年。見事復帰を果たし5巻にて完結。
次の連載はやっぱ月刊誌だろうか、週刊だとキツそうだもんな…と思っていたところ週刊少年サンデーにて『サイケまたしても』まさかのシリーズ連載開始。「そうか!シリーズ連載、って手があったのか!」
1シリーズごとに休載期間を置くことによって無事15巻で完結。
そして今回の『ポンコツちゃん検証中』休載期間なしの週刊連載で無事完結10巻、という流れでした。元々『うえき(無印)』からのファンでずっと買い揃えていたので、『うえき+』や『アナグルモール』の休載中はずっと心配でした。が、今回の週刊連載、無事に終わったということでもう心配しなくていいのかなと!次回作も楽しみにしています!!!
『君とピコピコ』1巻。
ゲッサンで『忍者シノブさんの純情』を連載していたころから「面白いなー、そのうち買うか」と思ってはいたのですが、買うかーと思い悩んでるうちに連載が終了。次作『姫乃ちゃんに恋はまだ早い』を「こりゃ面白いから買わないとなー」と思ってるうちにこちらも連載が終了。そして、今回ということなのでさすがに今度は1巻からちゃんと買うことに。出来たら過去作2つも揃えたいところ。
9月。
『ONE PIECE』100巻。
いよいよ100巻到達。自分が持ってる漫画は(好みの関係もあり)大体長くても20巻前後のものばかりなので、ここまでの長編買い続けてるのは人生初ですね。初にして最後な気もする。あと4.5年くらいで終わる…とどこかのインタビューで読んだので、よっぽどのことがない限り最終巻まで購入するかなあと。さすがに200巻はいかないだろ。…いかないよな?
『ルックバック』。
「この漫画がすごい!2021」堂々の第1位。
なんて言ったらいいかわからないんですが、とにかく圧倒されました。一通り読んで「はー、すごいなー…」と思い、Twitterでいろんな方が絞殺されているのを見てまた「はー、すごいなー…」と思い。これきっかけでネカフェに行って『ファイアパンチ』『チェンソーマン』を読み返しに行きました。
10月。
『片喰と黄金』6巻。
ウルトラジャンプで好評連載中『片喰と黄金』。…だったんですが、ウルトラジャンプで打切り。と思ったらまさかのコミックDAYSに移籍!よかったー!6巻までは集英社発行でしたが、7巻以降は講談社発行になるとのこと。
元々、北野先生は前作・前々作と講談社で描かれていた(マガスペと週マガ)ので講談社に戻ってきても何らおかしくはないのですが、まさか途中で移動するとは思わなかった。でも、とりあえず打ち切りにならなくてよかった!!
1話が移籍したコミックDAYSで読めますので是非。
前作『てのひらの熱を』、前々作『30センチスター』がどちらも少年誌掲載で真っ直ぐな熱い感じの物語だったので、今回は青年誌(最初はウルトラジャンプ掲載でした)に移動してどう変わってくるのかな、と思ったら想像以上の衝撃を受けました。1話だけでもとりあえず是非読んでみてください。
もちろん『てのひらの熱を』『30センチスター』も面白いので。
特に『30センチスター』はやばい。いつか続編が読みたい…!!
11月。
『サバエとヤったら終わる』5巻。
最近こういう何も考えずに読める漫画が結構好きで。疲れてるからだろうか…?残念なのはこの巻で書籍発行は終了、これ以降は電子書籍のみで発行だということ。こういうことがあるから電子書籍はクソなんだよ!!…いや、すいません。クソは言い過ぎでした。けど、こういう「途中から」電子のみに変更ってのは紙オンリー派にはやはり困るなぁと。もう一回電子で買いなおす気にはよっぽどのことがないとならないしなぁ。最初から「電子のみです」とかだったらまあしょうがないかとなるんですが。
『賢者が仲間になった!』1巻。
こちらもだらだらと読める漫画。気にはなってたので、2巻が出る前に思い切って買いました。どっかで見たことある絵柄だけどどこだったっけ…?と思っていたんですが『手品先輩』の作者か!前作より格段に絵がうまくなってる気がする。
『好きな子がめがねを忘れた』1・8巻
『好きな子がめがねを忘れた』2~7巻。
今年のまとめ買いしてしまった漫画その3。
Twitterでちょくちょく見かけて「面白そうだなー」とそのうちまとめ買いする漫画リストに入れてるうちの一つでした。これで今、大体まとめ買いしたい漫画は揃えた気がします。もう買ってから1か月以上経ってますが、まだ読んでいる途中です。なんでかって?1冊読んでは反芻し、何日か間をあけて反芻し、もう一度読み直して反芻し、と1冊にかける時間が長いからです。年内には読み切る予定。
『亜人ちゃんは語りたい』10巻。
早紀絵先生無双。正直これに尽きる。いや、次巻で終了なのが本当にもったいない。あー、でもこれくらいで終わる方が物語的にはちょうどいいのか…?でも、まだ読んでいたいんだよなぁ。
あとちょっと絵で気になったのは、京子ってあんなに大きかったっけ?大きいというか体格あんなにがっしりしてたっけ?頭がくっついたことによって本来は大きかったんだよと見せる描き方の問題だろうか。
12月。
実はまだ積んである状態で読めてないです…。
年末に読む予定なので、とりあえず12月分はなしということで。
代わりに。と言ってはあれですが。
今年最高だった漫画をご紹介します。
とよ田みのる先生で『これ描いて死ね』。
連載が始まったばかりなので、単行本は来年で「購入した漫画」の枠には入らないんですが、どうしても触れておきたかった。
と、思ったんですが長々となりそうなのでこちらはまた別記事書きますね。(明日更新予定です)
以上、1年通して購入した漫画についてだらだら書いてみました。一応、1年で何冊買ったかメモしておかないとな、という意味合いもあります。来年も書こうかな…?でも、あらかじめ月ごとに書いておかないと12月になってから1月のことを思い出すのはなかなか難しい…。